国語がダメダメなうちの受験生たちが、今どうなっているか。近況報告など。

国語がダメダメなうちの受験生たちが、今どうなっているか。近況報告など。

2016年1月12日
日常
塾の日常

今更ですが、新年明けましておめでとうございます。今日が、2016年の初記事になってしまいました。年が明けてから、怒涛の冬期講習と中3生の直前合宿(ちなみにうちの塾の合宿に対する考え方は「夏に合宿はしません。ハチマキも巻きません。徹夜もしません。」を参照してください)が続き、ようやく一息ついたところです。ようやくブログと向き合う時間が取れそうです。

さて新年一発目のブログは、中3生の近況報告をしようと思います。

国語ができないうちの受験生・・・

うちの中3生は、このブログでも何度も書いてきたように国語ができません。歴代の受験生の中でも1、2を争うほどできません。神奈川県の入試で、国語ができないということは相当な痛手となります。なぜなら、5教科の中で最も平均点が高いのが国語だからです。平均点が高いということは、一番点数が取りやすい科目といえます。国語が得意な受験生であれば、あまり勉強をしなくても、高得点が取れてしまうレベルです。

その国語で点数が取れないうちの中3生たちは、最初からかなりのハンデを背負っている状態です。でも、そんなことは織り込み済み。国語で点数を取らせようなんて思ってはいません。最低限の点数さえ取ることができればそれで良し、他の科目で国語をカバーしようというのが今年の中3生の作戦でした。

「とにかく徹底的に理社をたたけ。理社と数学で国語の分をカバーしろ。」と指示をし、この冬は徹底的に全国入試問題集と向き合わせました。神奈川県の理科は国語に比べてだいぶ点数が取りにくいのですが、そんなことは国語のできないうちの中3生には関係ありません。国語ができない分、理社で徹底的に稼ぐ。各科目の難易度など、そんな悠長なことを考えている場合ではないのです。

全国入試問題集を解いた量と模試の点数は比例する

この冬休み中、理社は全国入試問題集を単元ごとに解いていきました。中には、社会の歴史分野を冬の間で2周終わらせた生徒もいます。冬休み後の模試の結果を見ると、やはり全国入試問題集を解いた量と模試の得点はほぼ綺麗に比例しています。全国入試がボロボロの状態になっている生徒ほど模試の点数は高く、新品と見違えるくらいに綺麗な生徒ほど模試の点数は低いのです。

全国入試をたくさん解き、理社で80点後半もしくは90点前半を取る力を付けている生徒は、相変わらず国語で思うような点数が取れていなくても、総合得点がグンと伸びてきました。塾内模試用に教育開発出版のKanagawaVを使っていますが、余裕で400点を優に越えることができています。作戦が功を奏している手応えを、ようやく掴み始めているところです。

全国入試のやり直し・解き直しを丁寧に

一方で、ここに来て新たな課題が見つかっています。それは、全国入試問題集をやるのはやるのですが、そのやり直しや解き直しが甘すぎるということです。やり直しを丁寧にと言っても、別にノートに綺麗に書き留めなさいとか、そういうレベルの話ではありません。要は、間違えた問題の答えの導き方を、自分できちんと解説できるかどうかが大切なのです。

全国入試問題集は、入試教材の中でこれ以上ないと言っていいほど力が付く教材なのですが、1つだけ残念ところを挙げるとすれば、解説が薄っぺらいことです。「え、この問題の解説が何でないの?」とビックリするくらい、解説が華麗にスルーされていることがよくあります。解説がある場合でも、かなりサラッと書かれていて、なかなか分かりづらい問題も多いです。

この解説を読み解きながら全てを理解するのは至難の業。だから毎年、特に数学と理科で全国入試からの質問が続出します。しかも成績優秀者ほど質問が多く、成績が不振の生徒ほどほとんど質問しないという現象が起こるのです。今年の中3生は、これまで全国入試からの質問がもの凄く少ない学年でした。全国入試の質問に来るということは、きちんと問題に対する疑問を持ち、深く理解しようとしている証拠。逆に、質問に来ないということは、「全て分かっている」のではなく、「分かったフリをしている」証拠なのです。

この冬休みと冬期合宿を通して、やり直し・解き直しの重要さ、疑問を持つことの重要さ、力が付く復習とはどうするのかということを懇々と話をしてきました。だからでしょうか、ようやく全国入試の質問に来る生徒が多くなってきました。

細かいことでも疑問を持つ。些細な事象でも全て説明してみる。説明できないことは徹底的に調べ上げるか、分かるまで先生に喰らいつく。全国入試を解き、このような復習を繰り返すことで、特に理社なんて偏差値70は余裕で超えます。

まだまだ、これからです

あれだけダメダメだった中3生ですが、ここにきて何とか形になってきています。合宿最終日の塾内入試模試でも、5教科の平均点が394点と、400点台まであと1歩のところまで来ました。でも、まだまだ油断はできません。国語ができないので、社会の記述問題や英語の長文読解も弱い。国語で点数が取れない分、英語で大きく失点はできません。

入試まであと1ヶ月余り。まだまだ諦めません。むしろ、勝負はここからです。