旅立ちの日 17期生卒塾パーティーを終えて

今日は慧真館17期生の卒塾式でした。

久しぶりに塾に集まった17期生たちは、第一志望校に合格した生徒も、残念ながら望む結果が得られなかった生徒も、皆頑張り抜いた後の、とても晴れやかな表情をしていました。

今年の卒塾生たち

今年の卒塾生たちは、何事にも本当に全力で取り組む、とても気持ちの良い生徒たちでした。

やる時はやる、楽しむ時は楽しむ。そのメリハリの良さが際立つ学年で、勉強に取り組む姿勢は真剣そのものでした。しかし、決して堅苦しい雰囲気ではなく、かと言って馴れ合うのでもなく、仲間とともに頑張ることを大切にしながら、緊張感のある空気を自然と作り出していました。

そんな彼らとの授業は、私たちにとってもかけがえのない時間でした。彼らとの授業はいつも楽しかった。私たち講師のついつい熱くなりすぎる授業を、彼らは全身全霊で受け止めようとしてくれていました。

その成果は、数字にも表れています。平均偏差値は67まで上がり、慧真館の歴史の中でも間違いなくトップクラスの伸びを見せた学年でした。

残念ながら、全員が第一志望に合格したわけではありません。しかし、彼らは最後の最後まで一切の妥協をせず、安易な合格に流されず、厳しい状況でも全力で挑み続けました。

17期生は、本当に世界中の人たちに自慢したくなるような、そんな生徒たちでした。

卒塾パーティーのひとコマ

今日の卒塾パーティーでも、彼らの全力で取り組む姿勢は変わりません。クイズにゲームに歌に踊りに大盛り上がり。心の底から楽しんでいる姿が印象的でした。

みんなでクイズやゲームを思いっきり楽しんだ後にケーキを食べ、その後に卒塾証書の授与式を行いました。

弊塾の卒塾証書は、塾生一人ひとりに宛てた私からの最後のメッセージでもあります。一人ひとりに書いた卒塾証書を読み上げていると、彼らと一緒に歩んできた日々の数えきれない思い出が胸に浮かびました。

保護者様の声

卒塾に際し、多くの保護者の方々から温かいメッセージをいただきました。全てはここでご紹介しきれませんが、一部をここで紹介させてください。

中学生になり学校生活や部活で忙しく体力的に大変になっても、塾を休みたいと言ったことはありませんでした。馴れ合いはしないけど、みんなで頑張るという雰囲気や緊張感が好きだったのだと思います。なんと言っても授業がわかりやすくて面白かったみたいです。毎回今日の塾での出来事やハイライトを教えてくれるので、楽しく聞いていました。

親はどのように子どもの勉強にかかわるべきかと(先生に)聞いた時には、『何もしなくていい。怒るのも任せてほしい。親は褒めていればいい。』と言われ、3年間先生に任せきりでした。時には大泣きして塾から帰ってくることもありました。それでも一度も辞めたいとは言いませんでした。

初めての受験を経験して、合格という結果を迎えることができたのは、先生方のご指導のおかげです。本来、親が教育するべき時間管理や自己責任という中学生にとっての基礎力と勉強の両方を教えていただいたこと。これは、大手塾では絶対に得られないと感じています。効率的な方法を教えて成績を伸ばしてトップ校合格の結果を残してくれればいいという考えではないところが、慧真館の魅力です。大学受験や社会人になっていく生徒の本来まで見据えて、自分の決めた目標に向かって自己を律して自学する力を身につけてほしい、それが伝わってきました。真摯に向き合ってくれる貴塾を選んで、本当に良かったです。

旅立つ17期生たちへ

今日最後にみんなに話したように、合格した人も不本意な結果だった人も、この結果が正解か不正解かなんてまだ誰にも分かりません。

自分の選択が正解だったかどうか。それを決めるのは今ではない。これからの君たちの生き方です。どんな進路を進むとしても、いつか振り返ったとき、この道が正解だったと思えるような人生を、これから歩んでいってください。

厳しい塾の厳しい受験勉強をものともせず、楽しみながら、でも全力で最後までやり切った君たちの可能性は無限大です。

そう、心から思います。

幼稚園生か小学生の塗り絵かって突っ込みたくなるようなクオリティの色紙をくれました。愛が伝わります。ありがとう。

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