今日は小学生の学力テスト、中2生の志望校判定模試でした。明日は中1生の志望校判定模試があります。その上で、うちの塾の全学年・全塾生に対して、一つ確認しておきたいことがあります。
まずは以前書いたこの記事「テストの受け方1つで、トップ校に合格する素質があるかどうかが見えてくる。」をもう一度じっくりと読んでください。
この記事に、テストの受け方や心構えについて私が言いたいことが全て書いてあります。
カンニングについて
カンニングをする方は軽い気持ちでしているかもしれませんが、教える側にとって、カンニングを1度でもしたことのある生徒は信用できなくなります。要は、信頼関係が崩壊してしまうのです。テストで良い点数をとっても、どうせカンニングしたからだろう。宿題をきちんとやってきても、どうせ答えを見ながらやったのだろう。模試で志望校の判定が良くても、カンニングしたからだろう。という具合に、君たちの成果全てを疑ってしまうようになるのです。
それだけではありません。この生徒は何ができていて何ができていないのか。どこでつまづいているのか。指導する上で一番大切な部分を確認することさえできなくなります。そのような状態では、適切な指導はできません。
信頼関係もなくなり、適切な指導さえできなくなれば、保護者の方にお金を戴いて塾に通ってもらう意味が全くなくなります。
見てみぬフリができるのならそれが一番楽です。皆さんに分かって欲しいのは、生徒がカンニングをしているのを発見したとき、とてつもない絶望感と虚無感が指導する側に襲いかかり、またそれを摘発するとき、皆さんの想像を絶するほど心が痛むのです。そんな痛みを伴ってでも、カンニングは見てみぬフリはできません。見てみぬフリをしてしまうと、もうここで塾を開いている意味さえなくなります。生徒の学力を正しく確認できないまま、生徒を信頼できないまま、だましだまし指導を続けるくらいなら、塾を畳んでしまった方がマシです。
今後、カンニングが発覚した生徒は、たった1度でも退塾措置をとります。カンニングは「再犯率」が高くなるからです。1度でも許してしまうと、必ず見えないところで不正行為を繰り返すからです。
中2生クラスは、キャンセル待ちをしている人がいらっしゃいます。もう随分と長い間、どこの塾に通うことなく空席が出るのをお待ち頂いています。うちの塾はやる気のある人のための塾です。軽い気持ちでカンニングをする生徒が通い、意欲のある生徒が通えないような塾にはしたくはありません。
今日は塾生の皆さんにこれだけ伝えたくて、短いブログを書きました。今日は、これ以上長い文章を書く気力がありません。