本日2月28日(金)、神奈川県公立入試の合格発表があり、当塾12期生14名(オンライン指導生1名含む)の進学先が無事決定しましたので、ご報告いたします。
○公立高校
- 厚木高校(1名)
- 小田原高校(5名)
- 平塚江南高校(2名)
- 秦野高校2名
○国私立高校
- 桐光学園(2名)
- 国立沼津高専(1名)
- 平塚学園(1名)
国私立推薦入試で先に進学校が決まっていた3名、公立高校の志願辞退をし私立高校への進学を決めた1名を除く12期生10名が、おかげさまで本日全員受験校から合格通知をいただくことができました。
最後に、12期生のこと
毎年受験生を教えていますが、どの年だって同じだったためしがありません。
この記事の中でも触れましたが、今年の12期生は正直大変だった学年でした。
今も当塾の小学生が取り組んでいる「読書会」も、国語力が壊滅的で1冊の本さえまともに読めなかった当時6年生だった12期生に危機感を覚えたことがキッカケで始めたものです。
そんな彼らが受験生となったちょうど1年前も、「この学年はいったいどうなってしまうのか」と不安しかなかったことを今でもはっきりと覚えています。
ここ数年は入試模試の平均偏差値が65を越えていたのが、12期生はずっと平均62付近をウロウロし、結局最後まで目標の65を越えられず。あまりにもの平均偏差値の低さに、dosh.をクビになってしまわないかとヒヤヒヤしました。
そして最後の1月模試を平均偏差値63.5で終えた時点で、12期生の入試はとても厳しいものになると私も覚悟を決めました。
厳しい状況を受けて、志願変更をした生徒もいれば、1度も合格ラインに達したこともないのに不合格覚悟でチャレンジする生徒もいましたが、受験校への覚悟を決めてからの伸びは凄かった。
入試直前も直前。それこそ2週間前とか1週間前のレベルから当日まで、ギリギリになって、ようやく、でも一気に伸びた。
入試当日ももちろん、共通入試を終えてからの土日の間の特色検査対策のときも、どんどん伸びている実感がありました。
「最後まで諦めるな。」
「受験生は入試前日まで、いや当日でさえも伸び続ける。」
とよく言いますが、今年ほど諦めない執念、覚悟を決める大切さ、そして直前まで伸び続けることを実感した年はありません。
最後に、12期生へ
正直、君たちがここまでやれるとは思わなかった。ほんの1ヶ月前は、全員笑顔でこの日を迎えられるなんて夢にも思わなかった。
日本中が新型コロナウィルス拡大による混乱で沈んでいて明日さえも見えないなか、たった1日でもこんな晴れやかな日を過ごすことができたのも、みんなの頑張りと笑顔のおかげです。ありがとう。
どんなに大変な時でも笑顔を絶やさない君たちが好きでした。
つまらない話をしてもケタケタと笑ってくれる君たちが好きでした。
背筋をピンと伸ばし、人の目をまっすぐに見て授業を受ける君たちが好きでした。
せっかく最後の最後に伸びたんだ。ここで勉強をやめてしまったらもったいなさすぎる。しばらくしたら、また勉強を再開するんだよ。
今まで、慧真館の塾生でいてくれて、本当にありがとう。