10月27日から読書週間スタート!中学生に読んで欲しい5冊勝手にランキング。

今日10月27日から11月9日までの2週間は読書週間とのことで、このブログでも私の独断と偏見で選んだ本を5冊、ランキング形式で書いてみたいと思います。

このランキングは、私の中での中学生に読んで欲しいオススメ度をもとにランク付けしたものです。読書の秋ということで、小説は長編のものをセレクトしました。

秋の夜長に是非。
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中学生におすすめの本ランキング

第1位:「生きるぼくら」

『生きるぼくら』(徳間文庫) 著者:原田マハ

主人公は、母子家庭で育ち、高校生の頃に経験したヒドいイジメが原因で、今はネット中毒の引きこもりになってしまった麻生人生(あそうじんせい)。ある日、人生は突然唯一の頼りであった母に捨てられる。絶望した人生だったが、出て行った母が残した年賀状を頼りに、父方の祖母のマーサばあちゃんの元へ。しかし出迎えてくれたのは、見知らぬ少女と認知症のおばあちゃんだった。ネット中毒だった引きこもりの人生は二人との共同生活を機に少しずつ変化していく。誰かのために変わろうとする人生の優しさと弱さ、そして自然の豊かさと農業の尊さ、人々の暖かさが心に染みる一冊です。

原田マハさんの作品は、高校入試の国語の出典としてよく出題されているので、中学生にも無理なく読めるレベルだと思います。中学生だけでなく、高校生や大学生、そして大人も十分楽しめる作品。私の中で今年No.1の小説です。

第2位:「十字架」

『十字架』(講談社出版) 著者:重松清

イジメを苦に中学2年生で自殺したフジジュン。彼が遺した遺書に『親友』として名前を書かれた僕と、『好きだった人』として書かれた少女が、重い重い十字架を背負いながら、フジジュンの自殺や彼の家族と向き合いながら生きるストーリー。実際あったイジメ問題を核としてフィクション化されているだけあって、リアリティがあります。とてもとても重い話ですが、中学生の自殺、残された家族や友達の心情など、色々なことを考えさせられます。

できるだけたくさんの中学生にこの本を読んで欲しいと思っています。読んで、色々な立場の人の気持ちを想像して欲しい。そしてこの本を通して、優しさと強さを蓄えた人間に育って欲しい。そう切に願います。

第3位:「ホワット・イフ?野球のボールを光速で投げたらどうなるか」

『ホワット・イフ?野球のボールを光速で投げたらどうなるか』(早川書房) 著者:ランドール・マンロー

ご存知福岡伸一先生の推薦本!福岡先生の帯の言葉「どんなにバカげた疑問でも答えに接近する方法がある。その接近の道筋に科学的思考のツボがある。ーこの本を楽しめる人こそ豊かな人だ。」が、この本の全てを物語っているように、日常にありふれている非常にくだらない疑問に対して、大真面目に科学な角度から解説されている内容です。時折挿入されている棒人間のイラストにもほっこりさせられます。

バカバカしいけれど、「科学って面白い」と心から思える一冊。うちの塾でも人気の本です。

第4位:バカなおとなにならない脳

『バカなおとなにならない脳』(イースト・プレス)著者:養老孟司

『バカの壁』でおなじみの養老孟司さんが小学生・中学生向けに書き下ろした本です。小学生でも読めるように、ほとんどの漢字にルビがふってありますが、さすが養老孟司さんだけあって、大人が読んでも十分読み応えあるくらい深い内容となっています。「バカって治るんですか?」、「バカなおとなにならないためには?」、「努力は、ムダだと思いますか?」、「集中力をつけるには?」などの、子どもたちの素朴な質問に養老孟司さんが答える形式で書かれてあります。

養老さんの考え方は賛否両論ありますが、小中学生のうちから養老さんの考え方に触れることは非常に有意義なことだと思います。個人的には、小学生の保護者の方や小学校の先生方にも読んで欲しい一冊です。

第5位:ソロモンの偽証

『ソロモンの偽証1〜6』(新潮文庫) 著書:宮部みゆき

映画化もされたソロモンの偽証。文庫本で6巻ある超長編小説ですが、さすが宮部みゆき作品だけあって、グイグイ物語に引き込まれていくのであっという間に読めてしまいます。自殺か、殺人かー。雪の日に屋上から飛び降りた柏木君の死の真相を巡って、中学生が自分たちで学校内裁判を開こうとする。裁判で明らかになった真実とはー。

中学校が物語の舞台で、登場人物のほとんどが中学生ということもあり、中学生にとっては感情移入しやすい作品だと思います。ただ、宮部みゆきさんの作品に登場する中学生は、「実際にはこんな中学生いないだろ」と思うくらい、頭がキレて語彙の豊富な子どもばかりです。使われている言葉も中学生にとってはちょっと難しいかなというレベルなので、読んでいるうちに自然と語彙数も豊かになっていくでしょう。

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