受験勉強で成果を出す秘訣は、「時間の種類」にあった勉強をすること。


これから本格的に受験勉強を始める高校受験生のために、受験勉強のポイントと成果を出すための方法を勝手にアドバイスするシリーズ2回目です。

シリーズ1回目の時間を制する者が受験を制する。受験生のための時間コントロール法。はもう読みましたか?1回目に書いた「時間」の考え方とコントロールの仕方はものすごく大切です。まだ読んでいない人は、必ずシリーズ1回目から読んでください。

さて、1回目の中で、時間を大きくまとめなさい、細切れの時間をルーティン化しなさいと言いました。2回目ではいよいよ、大きくまとめた時間の中で、あるいはルーティン化した時間の中で、何をどう勉強していくのかという勉強の内容に踏み込んでいきます。

今日の記事の最大のポイントは、成果を出すためには、「時間の種類にあった勉強をする」ということです。

大きくまとめた時間の中でやること

まずは、大きくまとめた時間の中でどんな勉強をすればいいのかということからはじめましょう。

そもそも、何のために時間を大きくまとめなさいと言ったか覚えていますか?この問に即答できない人は、もう一度1回目の記事を熟読してください。

時間を大きくまとめるのは、過去問を一つ解くにも、苦手単元一つ仕上げるにも、まとまった時間が必要で、そしてそのような勉強が、模試の偏差値を引き上げ、合格に近づいていくからです。

つまり、大きくまとめた時間の中では、必ず「成果に直結する勉強」をします。

成果に直結する勉強とは、過去問や入試演習を解いたり、苦手単元や仕上がっていない単元に取り組んだりする勉強です。過去問も苦手単元あるいは仕上がってない単元も、それをやることで成果=模試の成績向上に直結しますよね。

逆に絶対にやって欲しくないのは、せっかく時間を大きくまとめたのにも関わらず、その中で成果に直結しない勉強ばかりをやることです。それだと時間をまとめた意味がないし、いくら勉強してもなかなか成果は出ません。

例えば単語や漢字の書き取り練習、計算練習、社会や理科の単純暗記を大きくまとめた時間の中でやってしまう人がいますが、そのような勉強は残念ながら成果に直結しません。誤解して欲しくないのは、そのような勉強に意味がないということではありません。間接的には成果につながるかもしれないけれど、成果には直結はしないということです。

受験勉強で大切なことは、受験当日までの限られた時間の中で、最大限の成果を出すことです。そして何度も言うように、成果に直結するのは、過去問や入試演習を解いたり、苦手単元を仕上げる勉強です。漢字や単語を50回ずつ書き取り練習することではありません。

細切れの時間でやること

では、そのような成果に直結しない勉強をいつやるのか。

もう分かりますよね。まとまっていない時間、つまり細切れの時間を活用するのです。高校受験生であれば、細切れの時間は30分くらいまでの時間です。その時間で、単語や漢字の書き取り練習や計算練習、暗記カードによる単純暗記などのような、「成果には直結しないけれど必要な勉強」を行なってください。

細切れの時間は、まとまった時間よりも断然取りやすく、また想像以上に多いです。なので、普段から細切れの時間でやることを予め決めておき、そのための単語帳や暗記カードのような勉強グッズをいつも持ち歩いておくと良いと思います。

電車やバスで単語帳を開いている学生がいますよね?あれなんてまさに細切れの時間の模範的な有効活用法です。

ルーティン化した細切れの時間でやること

1回目の記事で、細切れの時間をルーティン化しなさいと言いました。毎日同じ時間にルーティン化した細切れの時間でやるべきことは、「毎日継続することで効果が期待できる勉強」です。

毎日継続することで効果が期待できる勉強とは、具体的には英語のリスニングや速読、数学の計算練習が代表的なものです。

例えば英語のリスニングは、まとまった時間で週に1〜2回やるよりも、細切れの時間で15分でも毎日継続する方が圧倒的に効果が期待できます。数学の計算も、週に1回まとめて100問やるよりも、10問ずつでも毎日時間を測って繰り返しやった方が計算力アップに繋がるのは誰でもわかりますよね。

受験勉強の中には、このように継続しないと効果が期待できないものがあります。それをやる時間を確保するために、ルーティン化した細切れの時間を作るのです。

うちの塾であれば、数学の10問テストや英語の文法特訓、ラジオ講座でのリスニングをルーティン化してやりなさいと伝えています。これらを毎日やることで、大きな効果が期待できます。

まとめ

このように、まずは「時間」を先に作り、作った時間の種類によってやる内容を考えると、成果の出る受験勉強ができます。

私、今めちゃくちゃ大切なこと言っていますよ。

なのでもう一度言います。勉強の内容は、作った時間の種類によって決めてください。

  • 大きくまとめた時間…成果に直結する勉強
  • 細切れの時間…成果には直結しないが必要な勉強
  • ルーティン化した時間…継続することで効果が期待できる勉強

毎年受験生を観察していますが、なかなか成果の出ない人は、間違いなくこの3つの「時間」を作れていないか、時間を作っていても、まとまった時間でひたすら計算練習をしていたりなど、内容がチグハグなことをやっています。一方で成果を出す受験生は、時間と勉強内容がしっかりと一致しています。

受験勉強は脇目も振らずがむしゃらに勉強すればいいってものではありません。有限資源である時間をいかに有効活用するかを考えて勉強しないと、一生懸命勉強しても成果は出ません。

成果を出したいのなら、時間の種類と勉強内容をきちんと連動させるということをよく覚えておいてください。

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