時間を制する者が受験を制する。受験生のための時間コントロール法。


早いもので今日から11月。そろそろ高校受験生も本腰を入れて受験勉強を始める時期となりました。

そうはいっても、高校受験生のほとんどが今まで受験を経験したことがありません。普段の定期テストなら範囲があるし学校ワークや塾の対策テキストなんかをやっとけばいいのは分かるけれど、受験となると範囲もめちゃくちゃ広いし、何をどう勉強したらいいのか分からない人がほとんどでしょう。

なのにこの時期になると、親や先生から「受験生なんだから受験勉強しなさい」と口うるさく頻繁に言われるようになります。受験勉強の方法やポイントを教えてくれないクセに、勉強しろとだけ言われる。だから何となく苦手分野の復習から始めてみる…あるいは計画を立ててみる…でも本当にこのやり方でいいのか分からないし、計画を立ててもうまくいかない人がこの時期続出します。

そんな高校受験生のために、受験勉強のポイントや方法を解説していきます。

「時間」を制する者が受験を制する

毎年受験生に対して最初に話をするのは、勉強の内容でも計画でも使用テキストでもなく、「時間」についてです。なぜなら受験勉強を考えるとき、まず最初に考えるべきことは「時間」だからです。

受験は時間との戦いです。特に、中学内容をすべて履修し終えてからようやく受験勉強モードに入る高校受験は、中学受験や大学受験よりも短期決戦になるため、時間の使い方がダイレクトに合否に直結します。英語で“Time is money.”と言いますが、受験生にとっては「時は合格なり」です。時間を制するものが受験を制すると言っても過言ではありません。

だからまず、受験生の君たちには、時間の使い方を覚えてもらいたいと思っています。

「時間」を把握する

まず受験生が必ずやって欲しいことは、時間の把握です。日々、自分は何に時間をどれだけ取られているのか、きちんと理解している人はほとんどいません。

しかし、先ほども述べたように、受験は時間との戦いです。時間との戦いなのに、自分が何にどれだけ時間を費やしているのか全く知らない状態では、時間と戦いようがありません。

だから、自分の時間を把握するんです。

時間の把握は1週間単位が良いでしょう。今週は何曜日に何の予定があるのか、学校は何時頃に終わって何時に帰宅できるのか、塾の授業は何時から何時までか、週末の予定は…など、必ず拘束される時間、つまり自分の自由に使えない時間をまずは把握します。

それが把握できたら、自分の自由に使える時間がようやく明らかとなります。

「時間」をわり当てる

次にやるべきことは、明らかとなった自分の自由に使える時間のうち、どれくらいを勉強に使うのか考えます。それが時間のわり当てです。

時間をわり当てるときに注意して欲しいことが2つあります。

「時間」をまとめる

1つ目は時間をまとめるということです。受験勉強で必要なのは、大きくまとまった時間です。小さな細切れの時間での勉強ばかりでは、成果を出すことができません。

例えば、30分の勉強時間を1日に6回わり当てるのと、3時間連続した時間を1回勉強にわり当てるのと、どちらも総勉強時間は180分と変わりません。しかし、受験勉強においてより成果が上がる勉強ができるのは、3時間連続した時間を勉強にわり当てた方です。

受験勉強は1つのことをするのにとにかく時間がかかります。例えば過去問を1教科1年分解くだけでも最低50分はかかる。それにやり直しまで含めると、過去問1教科1年分だけで最低90分はかかってしまいます。また、一つの単元を復習し、きちんとできるようになるためには、それなりのまとまった時間が必要です。そしてそのような勉強の積み重ねが、模試の偏差値を上げ、合格判定を引き上げていきます。30分のような細切れの時間では到底できないことです。

時間をわり当てるとき、なるべく大きく時間をまとめることを必ず意識してください。

「時間」をルーティン化する

大きく時間をまとめようとしても、毎日まとまった時間が取れるとは限りません。どうしても30分くらいしか時間がとれない場合もあります。

そんなときにどうするか。大きくまとまった時間ではないからと、そのような細切れの時間を全て勉強時間にわり当てなかったら、総勉強時間は少なくなってしまいます。

細切れの時間しか取れない場合、細切れの時間をルーティン化すると良いです。

例えば、学校から帰宅して塾に行くまでの時間、夕食を食べたり塾の準備をしたり、もちろん休憩することも考えると、どうしてもまとまった時間は取れません。だから、その時間は30分だけ勉強する代わりに必ず毎日繰り返すことをルーティンにします。

ルーティン化した時間に何をすれば効果的なのか、それはまた近いうちにブログ記事にします。

「時間」を記録する

最後は、毎日実際何に時間をどれだけ使ったのかを記録することです。

お母さんはお金の管理のために、毎日家計簿をつけています。どの会社もお金の管理のために、帳簿という会社版の家計簿みたいなものをつけています。記録しないと、何にどれだけお金を使ったのか、自分で把握できないからです。自分で把握できないことは自分でコントロールできません。コントロールできないと、入ってくる以上にお金を使い過ぎてしまうかもしれないし、何の計画も立てられません。

時間は、お金以上に厄介です。なぜならお金と違って時間は目に見えないからです。時間をコントロールすることはお金以上に難しいのです

だからこそ、時間を記録する必要があります。わり当てた時間の予定に対して、実際は何にどれだけ使ったのか、自分の想定よりも実際はどれくらいの時間がかかるのかなど、初めて自分がどのように時間を使ったのか、自分がどのように時間を使えるのかを把握できます。把握できると、コントロールできるようになります

次の瞬間消えてなくなる時間は、記録以外に把握しようがありません。時間を制するためには、受験を制するためには、必ず時間を記録してください。

まとめ

このように、時間を把握する、時間を大きくまとめ、細切れの時間をルーティン化し、時間を記録することが、成果をあげる受験勉強のための時間管理の基本となります。

大切なことなのでもう一度言います。

成果の上がる受験勉強ができるかどうかで最も大切なのは「時間」です。勉強の内容でも教材でもありません。逆に言うと、時間をコントロールできなければ、どんなに質の高い勉強ができたとしても、どんなに素晴らしい教材を手に入れたとしても、思ったほど成果は上がりません。

だからまずは時間です。時間を上手にコントロールできるようになってください。

近々、まとめた時間と細切れのルーティン化した時間に何をすればより効果的かといった、受験勉強の内容をブログ記事にしますので、それまではこの記事を何度も読んでおいてください。

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