慧真館かまぼこ

慧真館かまぼこ

2013年4月26日
日常
塾の日常

SAMSUNG今年の3月で、慧真館開校から5年が経過した。

どこの塾でも開校1年目は本当に苦労をする。うちの塾も例外ではなかった。1年目の中3生、つまり慧真館1期生の卒塾生はたった4名。お世辞にも、成績優秀な生徒とは言えない生徒達で、中3内容のカリキュラムは当然こなすことができず、数学は中1の文字式あたりから、英語も中1のbe動詞や中1内容の単語からやり直したものだった。「karaoke」というローマ字を大真面目に「かれこれ」と読んだり、「girl」という単語を「グリル」と真剣に思っていた生徒がいたり、数学の定期テストで50点満点中30点以上取って、「人生初の奇跡です」と大喜びしたりして、今の慧真館の状態からは想像もつかないようなことばかりだったが、あのときは生徒も私たちも今以上にガムシャラで、大変だったけれどもとても充実した毎日だった。

その1期生の中の1人が、突然塾にやってきた。昨年高校を卒業した後は、小田原の有名なかまぼこ会社に就職したということは風の噂で聞いていたが、本人と会うのは、高1生の時に一度塾に遊びにきた以来だった。

やはり就職しているからだろうか。大学生にはない、しっかりとした落ち着いた雰囲気がある。塾を卒業してからの高校生活のこと、就職してからのことなどの話を聞いているうちに、あっという間に授業時間になってしまった。授業から戻ると、その卒塾生からの置き手紙があった。

(略)素敵な先輩方や上司の方に、優しく厳しく指導して頂いて、見守って頂いて、毎日一生懸命働いています!

(中略)本当に出逢えてよかったと思えるような皆さんと仕事が出来るのは、○○高校に合格する力と能力を下さったお2人のおかげだと感謝しています。

してもしたりないくらいです、本当に。

慧真館に通って、先生方に会えたことは、私の中で多分1番の幸運な出来事ですね!

卒塾していった生徒に「慧真館に通ってよかった」「会えてよかった」と言われることは、生徒が志望校に無事合格することよりも嬉しい。いろんな大変なことはあるけれども、この仕事をやってきて本当に良かったと、心から思える瞬間だ。

1期生が卒塾してから5年。本当に大変だった1期生だが、今ある慧真館の礎を作ってくれたのも1期生たちだった。彼女が来てくれたお蔭で、久しぶりに初心に戻ることができた気がする。

この先何年経っても「ここに通ってよかった」と思われるような仕事をしていこう。

慧真館かまぼこ、ありがとう!