夏休みで偏差値60以上が全体の25%から75%に!

2012年9月15日

8月模試が返却された。今回使用した模試は教育開発出版の模試。この会社の模試はもう一つの方(名前は伏せます)と違って良問揃いであるうえに、データ分析も細かくて良い。返却に時間がかかりすぎることが玉に傷だが、データの細かさを考えたら時間がかかるのも仕方ないと思える。

夏休みに平均208時間もの時間を勉強に費やしたうちの生徒の結果はというと、7月模試の時は5教科で偏差値60を越えた生徒が中3生全体のわずか25%という散々な結果だったのに対して、8月模試では全体の75%が偏差値60を越えた。ちなみにトップの生徒は英数国3科で17243人中65位を取り、見事成績優秀者一覧にランクイン。

ウチの中3生、なかなかやりよる!

いつもいつも努力しただけの結果が出るとは限らない。それでも結果が出る人というのは、必ずそれだけの努力をしているし時間をかけている。8月模試で偏差値60を超えた生徒を見ても、授業を休まず、日々の小テストもサボらず、課題や宿題もちゃんとこなしていた。また、夏期講習中に中3生には毎日のように簡単な日報を書いてもらっていたんだけれど、この日報がキチンとかけている生徒はやっぱり結果も出ているし、日報さえさぼりがちな生徒はやっぱり結果が出ていない。日報を書く時点でじっくり反省しつつ、明日やることを明確にし、これからの作戦を立てることができることから、やっぱり日報をキチンと書く生徒は強い。ヤッツケの勉強を積み重ねても、所詮ヤッツケの結果しか出ません。

ただ、このブログでも何度も書いてきたように、受験の天王山は夏ではありません。夏にちょっとやそっと偏差値が上がったからといって、勉強の手を緩めてはいけません。当たり前だけれども、模試対策に時間と手をかければかけるほど模試の成績は上がっていく。この結果に浮かれるのではなく、更に気を引き締めて10月以降も頑張りましょう。