勉強で上手くいかないときは、徹底的に人のやり方をパクりましょう

2015年2月5日

最近は時期が時期なので、入試関係の記事ばかり書いていますが、何気に中1生と中2生の学年末テストも近づいてきています。

学年末テストは現学年の集大成のテストで、多くの場合範囲が膨大です。今までコツコツと積み重ねてきた子は慌てる必要はないと思いますが、適当にその場限りの勉強をしてきた子にとっては大ピンチです。学年末テストで、これまでの定期テストよりいきなり大幅に点数を下げる子は多いのですが、そのほとんどの場合、これまでの積み重ねの甘さが原因です。「テストが難しかったから」とか「範囲が広かったから」という理由ではありません。現学年を振返ってみて、勉強不足を自覚している人、適当な勉強しかしてこなかった人は、特に早め早めに準備をしましょう。学年末テストを、これまでと同じ気持ち・同じ要領で勉強すると、まず失敗します。

特に中2生にとって、この学年末テストのあとに出る内申は、入試に関わる内申の3分の1を占めます。今、入試前の中3生が、あと1点でも上げようと必死になって勉強していますが、中2生最後の内申の1点分は、内申の影響が最も小さい「3:5:2」の高校でも、入試得点の2.2点分にあたります。つまり、通知表で「4」を取るか「5」を取るかで、入試で得点しなければいけない点数が2.2点分以上変わってくるということです。ちょうど1年後、君たちが必死になって上げようとするであろう2.2点分と、中2最後の通知表での2.2点分は同じ意味を持ちます。そう考えると、この学年末テストがどれだけ大切なテストなのか分かりますね?

上手くいかないときは、徹底的にパクりまくる

もし、これまでの定期テストでなかなか上手くいかないと思っている人がいれば、勉強のやり方、スケジュールを見直してみた方がいいかもしれません。そのとき、自分一人でアレコレと考えてみることも大切ですが、もともと上手くいっていないのにアレコレと考えてみたところで、上手くいく方法がすぐに思いつくことはそうそうありません。というより、もしすぐに思いつくのであれば、「何で今までそれをやらなかったんだ?」ということになります。

そこで一番良い方法は、上手くいっている人や自分よりも優れた人に、どういう勉強をどういうスケジュールでしているのかを直接教えてもらい、それを徹底的にパクることです。

自分より優れた人に直接聞く勇気を持て

パクると言うと非常に聞こえが悪いのですが、要は優れた人を「真似てみる」ことです。うちの塾にはオール5を取っている先輩(ちなみに最後の定期テストでも不動の学年ツートップです)や、同じ学年でも5教科9割以上を取っている人がゴロゴロいます。そういう自分より優れた人に、「どんな勉強をしているのか」「どうやったらテストで良い点数が取れるのか」を徹底的に聞いてみましょう。なんならノートを見せてもらっても良いでしょう。

「そんなこと恥ずかしくて聞けない」「教えてもらえないんじゃないか」と思うかもしれませんが、優秀な人というのは大概にして「教えたがり屋」でもあります。人に何かを質問されたら、喜んで教えてくれるはずです。なにごとも、うじうじ考える前に小さな勇気を出して行動してみることが大切です。

自己流を捨て、言い訳を捨て、徹底的にパクリまくる

世の中には、勉強に優れた人が書いた「勉強本」の類いがたくさん出回っています。なのにもかかわらず、いつまでたっても「勉強の仕方が分からない」という人が後を絶ちません。それは、勉強に関する本を読んだり、勉強の仕方を誰かに教わったりしたけれども、「あの人は頭が良いからできるんだ」とか「自分には無理だ」という都合の良い逃げるための言い訳をして、結局学んだ方法を全く実践してみないからです。

どんなに優れた方法を知っていても、知っているだけでは全く何の役にも立ちません。実践してみることで、優れた方法が初めて生きてくるのです。本当に今よりも勉強できるようになりたいと思っているのなら、上手くいかない自己流を捨て、実践しないための言い訳を捨て、徹底的に優れた人のやり方をパクリましょう。「こういうとき、あの人だったらどうするのだろう」ということを常に考えて行動なり勉強なりをするようになると、少しずつ優れた人に近づくことができます。

自己流のアレンジは結果が出たあとに

徹底的に優れた人のやり方をパクってみて、良い結果が出始めたら、今度はそこに自己流のアレンジを加えていくと良いです。「あの人はこうやっていたけれど、自分だったらこうした方が覚えやすい」というように、優れた人のやり方を元に、自分に合わせてどんどんアレンジを加えていきます。そうすると、それがやがて自分の勉強スタイルとして確立します。そうなれば強いです。定期テストでも受験勉強でも、何かの資格の試験でも、自分の勉強スタイルが確立している人は勉強法に迷いがありません。「こうすれば自分は物事を習得できる」という確固たる自信を持って勉強しています。

でも、いくら優秀な人でも、いつかは自己流の勉強法が通用しなくなる時があります。そういう時はまた、自分がその時に立っている場所で、自分より優秀な人にやり方を教えてもらい、それを徹底的にパクってみれば良いのです。それの繰り返しで、どんどん自分の能力が高まっていきます。