病気で先週塾を休んでいた子の定期テスト結果が今日判明したので、ようやくこれで塾生すべての第3回定期テストの結果が出揃った。さて、結果報告といきます。
第3回定期テスト5教科の集計
結果から言えば、第3回は第2回と比べると、5教科8割に満たない生徒の割合が減り、逆に5教科8割以上の割合が増えた。これが今回の一番の収穫点。一方で、第2回と比べると5教科9割以上の生徒の割合も減っている。その一番の原因が中2生。前回5教科9割以上の点数をとったけれども、今回は9割に届かなかった生徒が中2生が多い。範囲が広かっただとか色々いいわけはあるとは思うけれど、範囲が広いのは皆一緒。範囲が広くなっても、5教科9割を死守している子もいるわけなので、範囲が云々とか今回は難しかったとかは言い訳にはなりません。
中2病に罹ってしまった中2生へ
2年生は勉強の仕方が身についてきた子が多い反面、油断してしまっている生徒が出てきているのも残念。英語の教科書本文暗記とかも雑だったし、学校ワークを解き終わるのも遅かった。いわゆる中2病ってヤツに罹ってしまっているんだろうなという状態の生徒は、ちゃんと結果に現れています。
1回や2回良い点数をとれたからって、図に乗ってはいけません。範囲が広くなるって分かっていたなら、普段からコツコツとワークを解いておくなり、教科書本文暗記を早くから始めておくなり、いろいろ対策のやり方があったはず。それをしっかりと反省しましょう。
中3生はさすがの一言。意識高い。
3年生はさすが、最後の内申がかかった定期テストだけあって、過去最高得点をとった生徒が多い。その甲斐あって、最後の内申は想像以上に全員よかった。オール5の2人はそれ以上成績があげようがないからいいとして、他の生徒は全員内申が上がった。内申が上がったことで、志望校合格がようやく見えてきた。全員、志望校に対する内申は申し分ない。あとは、入試当日まで実力をとことん磨いていくのみ。
ハイ。問題の1年生。
1年生。うちの塾一番の問題児の1年生。理社の得点は何ですかアレは。「だって塾でならっていないから・・・」なんて言い訳になりません。定期テストは、学校で習ったことが出るテスト。塾でやってるやってないは全く関係ないし、塾で習っていなければ定期テストレベルもクリアできないのならば、トップ校にはほど遠いということです。まず、勉強の基本となる教科書も全く覚えられていない。よくその状態でテスト行けるなと、逆に関心するほどです。
常に言っているように、勉強の基本はまずはインプット。理社なんて特にインプットなくして、アウトプットしようがない科目だ。中1の理社は、そのインプットに問題がある。習ったこと、教科書に書いてあることを隅々までインプットできていない状態で、アウトプットをしようとしている。それじゃあ問題だって解けるわけがないし、できるようにならないよね。
中2生中3生で毎回5教科9割以上とっている生徒は、理社のインプットは自分なりの一問一答集を作ったりしてほぼ完璧な状態に仕上げている。中1生はその状態にない。次のテストでは、インプットをもっと完璧にすること。それが課題。
第3回定期テスト塾内平均点
中1生塾内平均点
英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
42.7 | 44.8 | 40.6 | 36.8 | 43.0 | 207.9 |
※城北中・城山中生在籍
中2生塾内平均点
英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
44.8 | 45.6 | 41.2 | 41.6 | 46.3 | 219.6 |
※全員城北中生
中3生塾内平均点
英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
46.0 | 46.2 | 45.2 | 45.3 | 45.8 | 228.6 |
※城北中・鴨宮中・文命中生在籍