「満点をとって当たり前」の本当の理由はコレ

「満点をとって当たり前」の本当の理由はコレ

2012年7月28日
日常
塾の日常

新しいブログに変えてから、気が付けばあんまり塾の中のことを書かないようになった。別に意識して書いていないんじゃなくて、楽天ブログでほとんど書き尽くしてしまったからっていう何ともクダラナイ理由。でもなんかそれじゃ寂しいので、たまには塾での取組みなんかも書いてみます。

ウチの塾の厳しい掟(?)の1つに、「小テストは何が何でも満点合格」ってのがある。塾に新しく体験生が入ってきたりすると、まずこの掟で面食らう子が多い。英単語や漢字、理社の確認テストなど、ウチの塾は毎日テストのオンパレードなのだが、ほぼすべてのテストは満点とってやっと合格。不合格の生徒は満点取るまで再試。つまり、満点以外は認めていない。

↑こんな形相で怒ります(笑)

満点を取ることがフツーだから、生徒が満点を取ってもほとんど褒めない。「満点?だよね。当たり前だよね。」って感じでサラッと流す。その代り満点じゃない生徒がいたら、「満点とって当たり前だろ」とブツブツと説教が始まる。満点をとらないのが何日も続いたりすると、それはもう鬼の形相で怒る。

塾生にいつも言っているのが、「予め範囲の分かっているテストは満点が当たり前。お前らが受ける受験は範囲が指定されていないテストだ。範囲の分かっているテストで満点取れないやつが、どうやったら範囲が指定されていない受験で点数がとれるんだ?」ってこと。でも、本当のことを言うと、ワタシが満点にこだわる真意は別のところにあったりする。

たった10問程度の英単語や漢字でも、満点を取ろうと思うと勉強の方法が変わってくる。満点を取らなければいけないとなると、ただ闇雲に暗記するだけでなく、全部覚えられたかどうか自分でリハーサルのテストをしてみたり等の工夫が必要だ。満点を取るために必要なのは、頭の良し悪しよりも、満点を取れる勉強の仕組み作りがされているかどうかであり、その仕組みこそ塾生に学んでもらいたいのである。

10問の英単語や漢字で満点を取れるようになった生徒は、20個の英単語や漢字でも満点が取れるようになる。20個の英単語や漢字で満点が取れるようになったら、30個の英単語や漢字でも満点が取れるようになる。塾で全ての学年に、約2週間に1度くらいの頻度で64問の英単語テストをしているのだけれど、満点を取る勉強の仕組みが分かっている生徒は、64問くらいの単語だとフツーに満点を取る。その仕組みを応用すれば、範囲があらかじめ分かっている学校の定期テストでも満点が取れる。他の塾みたいに対策授業とかやっていなくても、うちの塾生で定期テストの満点が多いのは多分そういう理由。

付け加えると、どんな小さなテストでも「満点を取るのが当たり前」って意識付けを普段からしておくと、満点が特別なモノでもなんでもなくなってくる。めちゃくちゃ力んで「頑張るぞー」って満点を狙っていくんじゃなくて、ごく当たり前のように満点を目指すようになってくるとしめたもの。精神的にも学力的にも「満点」っていうハードルを下げることも、満点にこだわる隠れた目的の1つだったりするのです。

高校受験って、学力も大切なんだけれど勉強の方法論も同じくらい大切。いわゆる「正しい勉強のやり方」って言われているヤツ。正しい勉強のやり方について書かれた本はいくらでも出回っているけれど、本を読んだだけで正しく勉強できるやつなんていない。そもそも中学生はそんな本読まない!だから、正しい勉強のやり方を体得させるに限る。どんなやり方でも、満点を取るならばそれがその子にとっての正しい勉強法になる。

そんなわけで、ワタシも塾生も毎日ヘロヘロになりながら夏期講習に励んでいるわけです。(どんな締めくくり?)