知っている人は多いと思いますが、東京新聞のウェブサイトには2002年〜2017年までの16年分もの首都圏の公立高校過去問が掲載されています。
http://www.tokyo-np.co.jp/k-shiken/
共通入試だけではなく独自入試を実施していた頃の問題もあり、独自入試の英語の長文読解は厚木などの特色検査対策としても良い教材になります。
知っている人は多いと思うけれど、東京新聞のサイトには2002年から2017年までのなんと16年分の過去問が無料公開されている。2000年代のゆとり教育真っ只中の超簡単な入試問題は、特に受験勉強初期にはオススメだよー。https://t.co/nV3tYFMgrx
— りんごくん@慧真館 (@keishinkan) 2017年10月24日
昨日同じようなことをツイートしましたが、今日はこのことをもう少し掘り下げてみようと思います。
昔の入試と今の入試でこんなにレベルが違う!
2012年度から中学校で新学習指導要領が施行され、脱ゆとり教育化が少しずつ進みました。神奈川県の入試問題が今のようなスタイルになったのは2013年度からで、2005年〜2012年までは、トップ校は独自入試・2番手以下は共通入試と、入試問題が高校のレベルによって異なっていました。
東京新聞のウェブサイトには一番古いもので2002年の過去問なので、独自入試と共通入試前の、全員が簡単な入試問題を受験していた頃の時代から掲載されています。
ちなみにどれくらい簡単なのか、英語の問4(語順整序問題)で比較してみると、
2002年度の問4↓
2010年度の共通入試の問4↓
2017年度の問4↓
こうやって同じ問題で比べてみると、今の入試とひと昔前の入試とでかなり入試問題の質もレベルも違ってきていることがよく分かります。それにしても、2010年の問4のゆとり全開っぷりはひどいな(笑)。
2002〜2012年度までの過去問の活用法
過去問演習という意味では今の入試制度になった過去5年分の過去問を解くくらいで十分ですが(参照:公立高校を目指す受験生のための過去問活用術)、それより前の2002年度〜2012年度までの過去問は、受験勉強初期の頃の教材としては非常に使えると思います。
英語と数学は大問別に解くのが良いです。特に数学は2002年からフルに活用しましょう。2000年代の共通入試の関数や確率、空間図形は、今の入試問題を解く上での基礎作りとして最適です。下手な問題集よりめちゃくちゃ使えますよ。
理科社会は神奈川の過去問に限定するなら分野別に解いてもあまり意味がないので、1年ずつ解いてみても良いと思います。特に2013年度までの理科は、恐ろしいほど簡単なので、全体を通しての基礎の確認にちょうど良いと思います。ただし、2013年度までの理科ができるからと言って、2014年度以降の理科ができると思ったら大間違いなのでご注意を。
厚木や柏陽・横須賀など、英語の長文読解が多く出題される特色検査を受験する人は、2005年度からの独自入試の過去問の英語も結構使えます。問題の出題形式は独自入試と特色検査で異なりますが、長文読解の文章の難易度は大体同じです。