やっぱ個人塾はすごいよ!教材活用研究会@小田原を終えて。

昨日は地元小田原で「教材活用研究会@小田原」という勉強会を開催しました。

この勉強会は、4月に開催した名古屋での塾ブログフェス2018の時に知り合った、同じ県内の若手の塾長先生たちと立ち上げた「秘密の塾長会(仮)」というグループで企画されたイベントです。

今回のプレゼンターは5人。神奈川県私塾協同組合の理事でもあり、神奈川の個人塾を長年第一線で引っ張ってこられた牽引者でもある宮崎教室の宮崎先生、大手がひしめき合う横浜で圧倒的実績を残している個人塾翠嵐高校受験専門岡本塾の岡本先生、「秘密の塾長会(仮)」メンバーであり某有名個別指導塾のエリアなんとかという実は超偉い役職の先生でもある勉強犬くん(来年独立予定)こと篠崎先生、5月に訪問して衝撃を受けまくり、「是非この会にプレゼンターとして参加してください」と頭を下げてお願いしたすばる進学セミナーの中本先生(参照:宣伝もしないのに生徒は180人以上!大手を凌ぐ実績を出し続ける強力すぎる個人塾「すばる進学セミナー」に行ってきた。)、そして私です。

私が自分で言うのもなんですが、名実ともに神奈川県内の個人塾の第一人者である先生たちばかりです。

宮崎先生は先生自身が手掛けられている塾用教材についてのご紹介とうちの塾でも使っているiPadアプリExplain Everythingの活用法を、岡本先生はさすが翠嵐専門塾の塾長先生だけあって、特色検査対策として使える問題の紹介と活用のポイントを、篠崎先生は個別指導塾の先生ならではの目線で英語が苦手な生徒用に最適な教材についてのお話を、中本先生は「塾で国語を教えるということ〜2つの指導理念と教材選び」というテーマでの国語指導法についての圧巻の講義、そして私はうちの塾で使っている教材リストとその教材の選定理由というテーマで、それぞれ教材愛や塾の指導について、思いの丈をぶつけるプレゼン大会となりました。

詳しくはこちらのブログで。篠崎先生がより詳しい記事を書いてくださっています。
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感想を一言で表すと、「めちゃくちゃ勉強になった」に尽きます。吸収しきれないくらい、学ぶことがたくさんありました。そのあとの懇親会も含めてたくさんの先生方とお話させて頂きましたが、私が他の個人塾の先生とお話していて何よりも凄いなと思うのが「熱量」の部分です。

個人塾の先生って、学ぶことに対する「熱量」が半端ないんですよね。自分の塾や自分の生徒にとって少しでも役に立つことであれば、自腹を切ってどこにでも駆けつける。今回の勉強会でも、たった20人の参加枠の中に、奈良県や栃木県、茨城県など遠方から駆け付けてくれた先生方が何人もいらっしゃいました。県内から参加された先生方も、6月17日はほとんどの先生にとって塾がお休みの日で、なおかつ父の日でもあるのに、わざわざ「勉強しよう」ということで神奈川の最果ての地である小田原に集結するんです。プレゼンターの先生に至っては、自分の塾の説明会でもないのに、逆に言うと同じ県内のライバル塾がたくさん来ているのに、めちゃくちゃ時間をかけてスライドを作り込み、資料を用意する。

なんでこんなに個人塾の先生の熱量が大きいのか。個人塾なんだから、みなさん自分の手で作り上げた自分だけのこだわりの塾を持っています。大手塾とは違って、その塾で起こる結果は全て自分の責任です。生徒は自分で選んだ教材を使って学び、自分の授業あるいは自分が採用した講師の授業を受け、自分が用意したカリキュラムに沿って勉強する。個人塾の先生は一国一城の主だからこそ、その座に胡坐をかくのではなく、常に謙虚に学び続けなければいけない。自分を信じて通ってきてくれる生徒のために。だから、常に、謙虚に学ぶ姿勢を忘れないのだと思います。そしてその学び続ける熱量こそが、個人塾の最大の魅力でもあると思っています。

このような熱量を持ち合わせている先生のもとで学べる生徒たちは、本当に幸せだと思います。そんな先生のもとで勉強すれば、そりゃ成績も上がるでしょう。

大手塾のように、どこに行っても同じサービスを受けられるシステムは個人塾にはありません。百人単位の合格者数の実績もないし、毎週のように綺麗でカラフルな折り込み広告を入れる資金力もありません。でも、個人塾には、熱い気持ちと信念があります。それぞれの塾長の哲学があり、指導に対する強いこだわりがあります。そして、自分の塾と自分の生徒に対する半端ない愛があります。

こだわりが強すぎるがゆえ、もしかしたら大手のように万人受けはしないかもしれない。でも、だからこそ、ピッタリと合う個人塾には、大手塾では決して経験できない学びがたくさん詰まっています。自分の能力を最大限に引っ張ってくれる先生がいます。私がこのブログでことあるごとに個人塾を紹介しているのも、一人でも多くの人に、このような素敵な個人塾での学びを体験してもらいたいと思っているからです。もし、これをお読みいただいているブログ読者の皆様のお近くに個人塾があれば、是非勇気を出してその門を叩いてみてください。

日曜日、たくさんの先生方のお話を聞いて、うちもまだまだだなと思いました。それと同時に、うちも負けてはいられない!と闘争心に火がつきました。学ばせていただいたことを参考に、慧真館はさらにパワーアップしていく予定ですので皆様よろしく!

懇親会の後の一枚↓。