宣伝もしないのに生徒は180人以上!大手を凌ぐ実績を出し続ける強力すぎる個人塾「すばる進学セミナー」に行ってきた。

「神奈川県の個人塾で先生のおすすめのところはありますか」と聞かれることがあります。

そう聞かれると、昔からよく知っている個人塾さんを2〜3つ挙げさせてもらった後に、「直接お会いしたことはありませんが…」と前置きした上で、「個人的に気になるところはすばる進学セミナーさんですね。」と答えるようにしていました。

かなり前に、ひょんなきっかけですばるさんの存在を知りました。県内最大規模の某大手塾のお膝元である鎌倉市で、30年も続く学習塾。ただ歴史があるだけでなく、地元鎌倉高校をはじめ、湘南高校や柏陽高校等の公立トップ校にも毎年のように合格者を輩出し続けていらっしゃいます。この情報だけでも気にならないわけがありません。

なかなか機会に恵まれずにいたのですが、ようやくこの度ご縁があって訪問させていただくことになりました。他塾さんへの正式な訪問は2012年に秋田キャンパスさん以来なので6年ぶりです。結論からいうと、「6年ぶりに超ド級の個人塾を見せつけられた」という気持ちです。

宣伝もしない。大きな看板もない。それでも人が集まる個人塾。

鎌倉駅から徒歩7分。由比ヶ浜海岸から鶴岡八幡宮へと続く若宮大路に面するビルの3階にすばる進学セミナーさんはあります。さすが鎌倉一の大通りだけあって、視界に入る距離に有名大手塾や有名チェーンの個別指導塾も立ち並ぶ学習塾の超激戦区です。そんな立地にありながらも、まるで人目を避けるかのように大きな看板も窓広告もなく、塾の存在を知らせる程度の小さい看板が設置してあるだけ。Googleのナビアプリがなければ自力で探し当てることはできなかったかもしれません。

憧れの場所へ足を一歩踏み入れてみると、かなり綺麗で明るい教室で驚きました。なんせ30年も続く老舗塾なので、年季の入った教室を想像していた私は良い意味で拍子抜けです。写真は若宮大路に面した教室。綺麗なだけでなく、机と椅子の感覚が広い贅沢な配置です。

各教室のドアも超オシャレ。

それにしても大中小様々な大きさの教室がたくさんあります。聞いてみるとなんと7部屋!念のため生徒数を伺ってみると約180人!!うちの塾と規模が違いすぎます。「うちの塾と似た個人塾さんなんだろうなー」と勝手に親近感を抱き続けていて本当にごめんなさい。

もはや「個人塾」と呼んでいいのかどうかも分からない規模のすばるさんですが、新聞折込等の広告宣伝はこれまで一度もしたことがないとのこと。今も昔も生徒はほぼ口コミで集まっているというのだから、もう凄すぎて異次元の世界です。

生徒数180人規模でも個人塾スタイル!

今回お話しさせていただいたのは、代表の中本先生。先代からすばる進学セミナーを受け継がれた2代目の先生です。

私が個人塾の先生とお話させていただくときは必ず、「大手塾と違うその塾ならではウリ」について伺います。中本先生から返ってきた答えは、「大手とは全く違う経験と、すばる進学セミナー出身ということによるアンデンティティー」とのことでした。

「うちは大手塾のようにシステムにはめ込んだ指導スタイルというより、本当にアナログ的なやり方です。それが、大手塾とは全く違う経験に繋がるのでしょうね。」

詳しくお話を伺ってみると、1クラスは10人程度の少人数制、必要や希望に応じて頻繁に行われるというマンツーマン指導、各中学の授業ノートを一緒に研究しながらの徹底した定期テスト対策などなど、やっていることはマンパワーによる個人塾のアナログなスタイル。うちのような全学年合わせても50〜60人規模の塾なら分かりますが、これを180人規模でやってのけるというのが、もう何というか凄い。

規模の大きな塾ながら、ちゃんとそこには「個人塾らしさ」がある。大手塾には決して真似できない「きめ細やかさ」がある。それによって、大手塾の1教室をはるかに凌ぐ生徒数を有する塾でありながら、どの大手塾でも経験できない型にはまらないアナログ的な指導を受けられる。それがすばるさんの魅力なのでしょうね。

「生徒も卒塾生も先生も、とにかく関係者はみんなすばるが大好きなんです。生徒にとって居心地の良い塾づくりをしています。」と目を細めて何度も話されていた表情が印象的でした。すばる進学セミナーに通っている、またはすばる出身であることが、生徒や卒塾生たちにとってアイデンティティーになっているとのこと。だから、在塾生や卒塾生が、外で塾のことを友人によく話してくれるそうです。

それが、あの県内最強の大手塾がほんの数十メートル先にありながらも宣伝広告をしていないにもかかわらず、それでも人がどんどんと集まる秘訣なのでしょうね。いや、凄いわ。

年間1000題以上の入試問題研究会に裏付けされた指導は超一流!

自称「教務屋」の私が一番気になったのは、なぜ実績が出ているかということです。昔ながらの個人塾はたくさんあります。すばるさんのように、生徒にとって居心地の良い場所に徹している個人塾もたくさんあります。面倒見の良い塾だってすばるさんだけではないでしょう。しかし、居心地の良さや楽しさを提供しながら、大手塾にも負けないくらいの実績を毎年出し続けている昔ながらの個人塾さんは意外にも少ない。特に大手塾が強すぎるこの神奈川県内では。

「うちは英語と国語に特に強くて、2018年度入試の塾生平均は英語が90点くらい、国語が85点くらいでしたね。」

なんと!!うち、英国負けとるやないかーい!まぁ…この学年は国語が弱い学年だったしそれに彼らの強みは理社だからね…!(負け惜しみ)
参考:開示得点とブログの可能性と塾ブログフェス2018の開催と。

ちなみに代表の中本先生は国語の先生です。

中本先生:「テキストは新中問(新中学問題集)を持たせてはいるんですが、授業では基本的に全国入試問題を扱いますね。中1から。」

え・・・?中1から??聞き間違いかな???中1から?????

中本先生:「はい、中1からです」

………マジか。そりゃ強いわ。

中本先生:「あと、うちは国語力を高める語彙力という教材を使って、語彙力テストをしてますよ!」

あ、それならウチもやってるやってる!さすが目の付け所が似ていますねー!!

中本先生:「これを、毎週50個ずつテストしてます」

え・・・?毎週50個ずつ??聞き間違いかな???うち月50個ずつ・・・。

中本先生:「はい、毎週50個ずつです」

……マジか。そりゃ負けるわ。

この後、国語についての中本先生流の指導法や理論についてみっちりと話を聞きましたが、それはもう凄いの一言。先生の了承をとっていないため、ここで具体的な指導法を紹介するのは控えておきますが、お話を伺って、国語指導についての確固たる信念と手法を持ち合わせていらっしゃる希少な先生だと感じました。

公立入試の全国入試問題正解だけでなく、すばるさんは中学受験でも超一流の実績を残されているので、中学受験の国語の問題も研究されています。年間に解く問題料は軽く1000題は超えるとのこと。国語の中本先生だけでなく、他の教科の先生方も、同じくらいの量の入試問題をとにかく解き研究されているそうで、私が塾にお邪魔した11時頃からすでに数名の先生方が職員室で熱心に問題を解いていらっしゃいました。

いつも感じることですが、強い個人塾、特に実績の面でもきちんと結果を残していらっしゃる個人塾って、やっぱり教務に対してめちゃくちゃストイックに研究されているんですよね。毎年全国入試の問題を全部解いて研究している塾の先生って、個人塾でも大手塾でも、実はなかなかいらっしゃらない。

「塾は力を伸ばさないと存在価値はありませんからね。」

当たり前のことですが、その当たり前のことをストイックに追求されているその教務力のレベルの高さが、すばる進学セミナーの根幹を支えているのだなと感じました。

まとめ

もっとご紹介したいことはたくさんありますが、話が長くなりすぎるのが私の悪い癖なので、とりあえずこの辺で切り上げます。ちなみに、6/17の教材研究会@小田原
に、講師として来ていただけることになりました。すばる流の国語の指導法について語っていただくことになっています。これは必見ですよ!!(と言っても定員いっぱいで締切になりました)

あと、先生がこっそりと書いていらっしゃるブログも非常に参考になります。本当はあまり人に教えたくなかったブログで、こっそりと読んで勉強させてもらっていました。

中本先生ブログ:受験を超えて

特にこの2つの記事は必読です。

久しぶりに震えた個人塾訪問となりました。強い個人塾さんに共通するのは、自塾の確固たる哲学と、見えない努力に裏付けられた学力を伸ばす手法の両方をきちんと持ち合わせていらっしゃるということです。

あと、顔がイケメンという謎の共通点も(※私を除く)。↓中本先生もかなりのイケメン。

だいぶ前にプロの塾講師が選ぶ、マジで子どもに通わせたいおすすめ個人経営塾7選を書きましたが、これの神奈川県内バージョンを書きたいと思っています。

すばるさんのように、キラリと光る魅力的な個人塾はたくさんあります。大手塾が強い神奈川県ではなかなか見つかりにくいかもしれないけれど、大手塾が強い中、少子化のこの時代に、あえて中小塾で勝負している先生たちです。強くないわけがない。魅力がないわけがない。

ファミレスのような万人受けする味は出せないかもしれない。それでも、街のビストロのように、確固たる信念と自信を持って、その店にしか出せない個性的な「味」を出している。

それが個人塾です。

私のやりたいこと。それは自分の塾を大きくすることではありません。店舗展開をすることでもない。私は、自分の目の届く範囲の今の塾の規模がちょうどいいと思っています。

でも、個人塾の風を巻き起こしていきたい。個人塾の魅力をもっと伝えたい。個人塾が強くなるためのお手伝いをしたい。

そう思っています。

4000字以上(笑)。高校見学の記事レベルのボリュームになりました。キーボードを叩く手を止められないくらい、興奮した出会いとなりました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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