中3生3月入試模試で団体平均偏差値60だったというショボいご報告。

2015年4月11日

ようやく3月に実施した入試模試(W合格もぎ)が返ってきました。結果から言うと、中3生の団体平均偏差値がちょうど60という、ある程度予想はしていましたが、何ともしょっぱいことになっていました。

1月中旬に行う最後の入試模試で、何とか団体平均偏差値64以上になることが当面の目標です。たかだか4ですが、偏差値(しかも団体)を1つ上げるだけでもものすごく大変なことです。ちなみに、なぜ64以上を目指しているかというと、W合格もぎ基準での小田原高校の偏差値が64だからです。平均して小田原高校以上に合格できるようにすることが、うちの塾の使命だと考えています。

模試を返却するときに生徒たちにも言う予定ですが、うちの塾が扱っているW合格もぎでは、最終的に(1月時点で)志望校に対してS判定もしくはA判定以上の判定を取ることを目指してください。それ以下はダメです。B判定でも危険です。W合格もぎの各判定の合格率は、

  • S判定・・・合格率80%〜(安全圏)
  • A判定・・・合格率70〜79%(合格圏)
  • B判定・・・合格率60〜69%(合格圏)
  • C判定・・・合格率50〜59%(努力圏)
  • D判定・・・合格率40〜49%(努力圏)
  • E判定・・・合格率20〜39%(努力圏)
  • F判定・・・合格率20%未満(再検討)
  • G判定・・・合格率が極めて0%に近い(再検討)
  • となっています。B判定ということは、合格率60%です。これを言い換えれば、不合格率は40%であり、単純計算をすればB判定でも10人に4人は落ちるということになり、非常に危険だということがお分かりいただけるかと思います。誤解して欲しくないのは、B判定以下は志望校を変えろと言っているのではありません。志望校に合格できるように、1月の模試の時点で最低でもA判定以上にもっていけと言っているのです。

    今回の模試では、中3生のほとんどが、しょっぱい判定になったと思います。まずはこの判定をしっかりと受け止めましょう。これが現実であり、現状の実力です。高校入試は、想像以上に厳しいのです。ただし、まだこれは3月の判定です。受験勉強をまだ始めてもいない、解き方もダメダメだし、勉強に対する考え方も甘々な時に受けた模試の判定です。今のままの勉強の仕方で行くと、こうなるよというメッセージです。

    このメッセージをどのように受け止め、これからどのように行動するのか、それは皆さん次第です。心がポキッと折れて、早々に第一志望を諦めるのなら、それまででしょう。ただ、現時点での判定がどのようなものでも、第一志望を目指して頑張るというのなら、本気でやるのならまだまだ逆転する時間も力も十分残されています。

    塾でも色々なことを始めています。授業外の国語の読解トレーニングだったり、英語の文法特訓だったり、理科の中1中2の復習だったり、皆さんは気が付いていないかもしれませんが、数学の10問テストだって、すでに入試を意識してのトレーニング内容になっています。これらに対して、真剣に取り組んでください。最低評価のG判定がついているにもかかわらず、課題を相変わらず適当にこなしている人が数名いますが、これまでも適当な勉強を積み重ねてきたから今G判定がついているということを、そろそろ理解しましょう。いつまで適当な勉強を続けるのですか?

    とにかく、現状はこれほどヒドい結果でも、塾では団体平均を小田原高校の64以上を目指して取り組んでいきます。真剣に食らいついてきてください。真剣に食らいついてきてくれれば、必ずどうにかします。あとは、内申点を1つでも上げる努力をしましょう。今の中3生は、内申点が低すぎます。内申点が低すぎるから、判定もさらにショボくなるのです。