神奈川の公立トップ校を目指す人が最重視するべき科目は!?

新しい元号が令和に決まりましたね。ということは、次の入試は「令和二年度入試」になるのかな。元号が変わると新しい時代の幕開け感がすごいですが、令和であろうが平成であろうが、神奈川の公立トップ校を目指す人が最重視するべき科目は変わりませんよという話をします。

結論から言います。トップ校を目指す人が最重視するべき科目は英語です。このブログを長年読んでくれている人ならお分かりかと思いますが、神奈川県の公立入試の場合、上位校受験生は英語ができて当然です。

トップ校受験生は英語ができて当然の理由

この資料は、県教委が発表した2019年度と2018年度の合格者平均点と、神奈川全県模試でおなじみの伸学工房さんが調査した偏差値別学力検査の平均点を示したものです。

まずは県教委発表の2019年度の合格者平均の5科順位に注目しましょう。

  1. 理科…61.3点
  2. 国語…59.1点
  3. 数学…50.3点
  4. 英語…49.8点
  5. 社会…42.5点

2019年度は、異様に簡単だった理科の平均点が最も高く、2018年度から一気に難しくなった社会の平均点が最も低い結果となりました。

ところが、偏差値70の受検生になると5科順位がガラリと変わります。

  1. 英語…90.5点
  2. 理科…89.2点
  3. 国語…85.6点
  4. 社会…72.2点
  5. 数学…67.7点

このように、偏差値70のようなトップ校受験生になると、今年異様に簡単になった理科よりも、英語の平均点上回り、英語が5科堂々の1位になります。ちなみに5科最下位も社会ではなく数学です。ちなみに2018年度も見てみると、2位以下の科目はコロコロ変動していますが、5科1位はやはり英語です。

次に、地元公立トップ校受験生が多いその下の偏差値65の5科順位も見てみましょう。

  1. 理科…84.6点
  2. 英語…80.5点
  3. 国語…79.1点
  4. 数学…63.5点
  5. 社会…62.7点

偏差値65帯となると、簡単だった理科が1位にはなるものの英語は2位に位置しています。2018年度も1位は国語でしたが英語は2019年度同様2位です。2番手校受験生の層となる偏差値55〜60では、英語の平均順位は3位になり、偏差値50になると県平均と同じ4位まで下がります。

このように、5科目の中での英語の順位はトップ層になればなるほど上がり、逆に偏差値が低くなるにつれて下がっていく傾向にあります。しかも、トップ層では英語の平均点が毎年9割以上となり、5科目の合計点勝負の入試において、英語は1番の得点源となっているということが分かります。

トップ層の入試での勝ちパターン

このように、まずは英語でガッツリと得点を稼ぎ、同じく文系の国語で高得点を叩き出して、なかなかこの層でも9割以上得点することが難しい数学社会でなんとか7割くらいに留まることで、5教科合計8割〜9割を達成するというのが公立トップ校を目指す受験生の典型的な勝ちパターンです。

つまり、トップ層にとって英語は、「9割以上得点できなければいけない科目」であり、「英語はできて当然で、英語が得意だからと言って差がつかない科目」でもあるということです。

トップ校を目指す受験生で「自分は英語が苦手だからその分を数学で挽回します」とか、「英語が得意だから英語で点数を稼ぎます」という人が毎年いるのですが、上の理屈から考えると、どちらの考えも間違っています。トップ校を目指すのであれば、「英語が苦手だから英語は点数が低くてもいい」は通用しないし、英語はみんな9割以上とれるのだから、英語が得意でも差がつきません。

トップ校を目指す生徒は、英語で高得点がとれるのは当たり前で、その他の科目でどれだけ得点できるかが勝負なのです。英語ができないとそもそもトップ校受験の土俵にも乗れないということです。

12期生の平均偏差は61.7でした

令和二年度入試を受験する予定の慧真館12期生の初めての入試模試となった、伸学工房の3月合格力判定模試の平均偏差値は、61.7というかなりしょっぱい船出となりました。その中でも英語の平均偏差値は59.6と、偏差値60にも届いていません。このままでは12期生が目指している公立トップ校はかなり危ういです。危ういというより今の状態では絶望的です。

絶望的な状況を嘆いていても何も始まらないので、まずは英語のテコ入れから始めます。現段階で平均偏差が61.7とかなりのしょっぱさということは、その分伸び代も大きいはず。勝負はこれからです。

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