11期生卒塾式を終えて。

本日2019年3月9日、11期生の卒塾パーティーと卒塾式を執り行いました。

毎年書いていることですが、慧真館は「塾は勉強をする場所」ということを徹底するため、遠足やクリスマス会、ハロウィンパーティーといった一切のレクリエーション的な行事を行っていません。そんな中、塾内で唯一行うレクリエーションが、中3生の最後の卒塾パーティーと卒塾式です。今まで通ってきてくれた塾生への労いと、うちの塾を信じてお子様を預けてくださった親御様への感謝の意味を込めて、この卒塾パーティーと卒塾式に、合格発表直後から約2週間全力を注いで準備をしています。

今日の11期生の卒塾パーティー・卒塾式も、騒いだり笑った歌ったりと賑やかで楽しいパーティーと、笑いあり涙ありの心温まる卒塾式になりました。

毎年、「今年は絶対に泣かないぞ」と決意して卒塾式に臨みますが、それがきちんと実現できたことは未だかつてありません。小4生から入塾してくれた生徒であれば、もう6年間の付き合いになります。この場所で、一緒に密度の濃い時間を過ごし、時には怒ったり泣いたりぶつかり合ったりしながら、彼らの成長を間近で見てきました。そんな塾生たちが、無事に高校受験を終え、6年前とは見違えるほど立派になった姿でキリッとした良い表情でこの塾を卒業していくのを見たとき、私の涙腺は嫌でも崩壊してしまいます。

うちの塾は自他共に認める厳しい塾です。それなのに、毎年の卒塾アンケートに「あたたかい塾」と書いてくれる方が必ずいます。そればかりか今年は、11期生から貰った手紙や色紙の中に「慧真館大好き」「先生大好き」と書いてくれている子がいて、我ながらとても驚いています。

うちの塾があたたかいと感じるとすれば、それは、共に頑張ってきた塾生たちの気持ち、そして影で支えていただける保護者の方々のお心遣い、また卒業してから何年経っても後輩たちを気遣ってくれる卒業生たちの気持ちがあたたかいからです。

本気で頑張ることを経験した人間は、その分辛いことも乗り越えてきたからこそ、あたたかい心を持った人になります。

こんなあたたかい生徒たちと、この場所で、同じ目標に向かって共に闘いながらとても濃い時間を過ごせたこと。塾生たちの頑張る姿を、成長する姿を、間近で見ることができたこと。

とても幸せに思います。

11期生のみんな、卒塾おめでとう。

最後まで、慧真館の塾生でいてくれて、本当にありがとう。

最後に、11期生の保護者様の方から頂戴したメッセージを、ここに掲載させていただきます(後日高校進学実績のページに保護者様・卒塾生の声をアップする予定です)。

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(前略)出願前日の最終面談で、先生が「怖くないの?」と娘に聞いてくださったことが、娘と私の気持ちを楽にしてくださいました。
どうしてもその言葉は、どこかで避けてきた言葉だったので、そんな風に先生が言ってくださったおかげで、その場で娘も私も素直に「怖いです」と言えました。そして先生も笑って「怖いよ」と言ってくださいました。

危険なものは、包み隠さず、誤魔化さず、危険だと言い切り、でも怖いものは一緒に「怖いよな」と言って一緒にその怖さに震えてくださる先生です。決して孤独にはさせません。

正面から笑顔で大丈夫と言わなくても、娘の横に寄り添い、同じ方向を見て、同じ温度で怖いと叫び、最後の最後まで一緒に怯え震えてくださる先生でした。

娘はどうしても志望校に行きたくて、挑戦する受験をしましたが、最後の最後まで絶対に諦めることはしない先生方が叫び続けてくれた励ましのおかげで、受験会場で娘がひとり孤独を感じることはなかったと思います。最後、どうしてもひとりになる場面で、先生がたをすぐそばに感じられたからです。

先生方がちゃんと正面から待っていてくれる、飛び込んで帰っていける、ありのままの自分を受け止めてくれる慧真館の存在があったからです。(後略)

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「卒塾式」の今日の日を迎えられた事を、大変嬉しく思います。中2の頃、何度か辞めたい病にかかりましたが、本心ではない事はわかっていました。ここで辞めたら、自分はこの先どうなってしまうかを、本人が一番分かっていたと思います。

それを乗り越え受験生となり、いよいよあしたが本番という入試前夜、極度の不安と緊張で身体を震わせ、大粒の涙を流していた我が子に対し、気の利いた言葉も見つからず、「大丈夫だよ、あなたならできる!」こんな言葉で安心できたでしょうか…

15歳、まだまだ小さな身体と心で戦っている姿を目の当たりにし、ただただ愛おしさでいっぱいになりました。誰もが通る道ですが、親は信じて祈ることしかできないのですね。

長い間、慧真館でお世話になりましたが、先生方の言葉一つ一つが勇気となり、力となり、我が子を支え続けて下さいました。岸本先生、湯山先生、長い間共に見守り育てていただき、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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