第1回定期テスト結果公開と、各学年へのお説教。

2014年6月19日

メイン中の定期テスト結果が全ての学年で出揃った。メイン中以外の中学に通う中3生1人はまだ1回目の定期テストを終えていないが、とりあえずメイン中の塾生のテスト結果を公表してみようと思う。

testresult_1中1生〜中3生までの結果を円グラフにしてみました。メイン中の定期テストは、各教科50点満点の250点満点。そうすると、225点以上が合計9割越え、200〜224点台が合計8割越え、200点未満が合計8割に届かずということになる。

今回のうちの塾生の結果では、グラフの通り合計9割越えが全体の44%、合計8割越えが40%、合計8割に届かなかった生徒が16%という計算になった。

ちなみに、今回のテストでは、中2生と中3生は塾生全員合計8割を超えている。しかも中2生と中3生はそれぞれ学年の半分が合計9割を越えた。つまり、合計8割に届かなかった16%の生徒は、全員中1生ということになる。

しょっぱい結果となった中1生へ

前回のブログでも書いたが、中1生は今回のテストが初めてだったこともあるので多少は大目に見るが、今回のテストの結果をよく反省し、次回以降の成長の糧にすること。中1生で点数が落ち込んだ原因は、理科社会で点数が取れていないことはハッキリしている。特に理社で間違えた問題を見直し、なぜ点数が取れなかったのか、どうすれば点数が取れるようになるのかをよく考え、それをメモに残しておきましょう。

学年平均点が低いとか、そんなのは正直どうでも良い。学年平均が低いからって、合計8割を割っても良いということではありません。西湘以上を目指すのならば、合計200点以上は必須。さらに、厚木・小田原・平塚江南などのトップ校を目指すのであれば、合計9割以上をコンスタントに取れていないとお話にならない。学年平均、つまり問題の難易度に左右されることなく、難しい問題であっても最低8割以上をキープできるようにしましょう。

なかなかの好発進だった中2生へ

今回は、中2生はなかなかの出だしになった。中1生のときに理社で苦労した生徒が多かった学年だが、塾内平均は理科が42.3点、社会が46.4点と理社で点数を取れるようになったことが、全員200点越え、半数が225点越えに繋がった要因だろう。理社の勉強の仕方は分かったと思うので、次回は更に精度を上げていきましょう。特に、今回の理科では、学校の授業内容から出題されていたところが全く取れていません。学校の授業でやったことは、塾の授業でやっていなくても隅々まで復習すること。

ただ、理社は良かったかもしれないが、逆に理社ばかりに力を入れ過ぎて英数国で若干点数が下がってしまっている人も目立つ。特に英語。今回の中2の塾内平均は44.6点と、初めて平均45点を切ってしまっている。数学はまだ塾内平均が46.4点と9割を越えているものの、英数とももっと点数が取れたはず。英数は常に満点を目指して取り組むように。

一言で表しがたい中3生へ

中3生はいつも通り頑張った生徒と、中2生のときより点数が良くなった生徒と分かれるが、中1や中2みたいに点数で一喜一憂しないこと。中3の最終目標は、志望校への合格。点数の善し悪しよりも、自分が目指す志望校に見合う得点が取れたのかどうかを常に意識しておくことが重要。

また、中3生のうちの1人にテスト後に話をしたが、自分の武器となる(もしくはこれから武器としていきたい)科目できちんと高得点が取れていないといけない。自分の武器となる科目=入試での合計得点の柱である。普段の定期テストの時から、自分の武器となる科目をしっかりと磨き、得点力をつけておくことが入試を有利に戦う戦法の1つだ。他の科目で点数が良くても、武器となる科目で点数がイマイチならばお話にならないということを覚えておきましょう。

ちなみに、中3英数の塾内平均はどちらも46.0点、理科は47.5点で9割越え、社会は43.3点、国語が42.5点でした。定期テストレベルで考えると、もっと取れるはず。というよりも、定期テストの範囲やレベルで9割を越えていないと、入試で9割を越えることはまずありません。