GW休みのお知らせ
慧真館は4月29日(金)〜5月5日(木)まで、ゴールデンウィーク休業となります。営業、通常授業の再開は5月6日(金)からです。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
なお、ただいま5月通常授業体験生を募集中です。小学生は各学年ともまだまだお席に余裕があります。中1生は残り1席です。体験希望の方は、お問い合わせからご連絡いただければ、5月6日以降に順次折り返しご連絡いたします。
中3生への私信
先日Twitterでこのようなことをつぶやきました。
受験生だって適度に休むことは必要だと思う。毎日休み無しで勉強しても、そんな無理は長くは続かない。うちの塾も塾生に結構負荷はかけているが、長期休業はきちんと取るし、その間アホみたいに宿題を多く出したりはしない。短期的に無理させるより、長期的にいかに継続させるかの方が大切。
— 慧真館 (@keishinkan) 2016年4月27日
うちの塾は、GW休暇が1週間ほどあるからといって、むやみやたらと宿題を出したりはしていません。今年受験を控える中3生でもです。もしかするとこれに異を唱える生徒がいるかもしれませんが、私の感覚では宿題の量は本当に少ないと思っています。本当はもっと大量に出したいくらいです。
でも、出しません。特に中3生には、それがなぜか考えて欲しいと思います。
宿題を大量に出し続けると、与えられた宿題しかできない人になってしまいます。もちろん、宿題のような決められたことを、期限までにきちんとやりきることはとても大切なことです。しかし、それはもっと低学年の生徒にとっての話。今年受験を控える中3生は、もう「与えられたことをきちんとやりきる」というレベルではありません。というよりも、そういうレベルにいてはいけないのです。
宿題を与えられ続けると、人は考えなくなります。何も考えずに「宿題だから」という理由でそれをやり、期限までに終わらせることで満足します。学校の成績を取るための課題であれば、それでもいいでしょう。しかし、そのようなスタンスで受験勉強を続けても、いつか必ず頭打ちになり成績が伸び悩む時期が訪れます。
受験生は自分で考えるということを放棄してはいけません。絶対にです。少ない宿題を与えられても、「宿題だから」という理由でやるのではなく、「なぜこれを先生は宿題にしたのか」を考えてください。その宿題の意味を考えてください。宿題の意図や目的を明確にするだけで、同じ宿題をするのでも、その質と成果は全く異なってきます。そして、ただ宿題をこなして満足するのではなく、志望校に合格するために、今の自分には何が必要でまた何が必要ではなくて、どんな勉強をしなければいけないのかを一生懸命考え、行動に移してください。
大切なことなのでもう一度言います。与えられた勉強しかできない、強制されてしかできないのでは、成績や学力はあるところ以上からは伸びていきません。天井知らずに伸びていく生徒は、自学がきちんとできる子です。自分で自分の課題を考え、発見し、行動できる子です。
GW休みの間、毎日毎日勉強に勤しみなさいというつもりは毛頭ありません。受験生と言ってもまだまだ序盤の今の時期、部活動に専念することだって、家族や友達と出かけることだって大切なことです。ただ、考えることをやめないように。自分の目標を見失わないように。
ではみなさん、5月6日に会いましょう
ブログもGW休み中は更新を停止させていただきます。Twitterではつぶやくことがあるかもしれません。
横浜翠嵐の特色検査の記事、予想外にも複数の読者の方にリクエストをいただきました。横浜地域でもこのブログを読んでいただいている方がいらっしゃることを知って、とても嬉しく思っています。リクエストをいただきました横浜翠嵐とサイエンスフロンティアの記事は、5月6日以降にアップいたします。今しばらくお待ちください。
ではみなさん、よいGWを。