日本を代表するブロガーの「世の中を変える人」の4条件が面白い

日本を代表するブロガーちきりんの「世の中を変える人」の4条件というエントリーが面白すぎる。ブログの中の画像を勝手に拝借いたしました。

最後のふたつの人数を考えると・・・能力があって、一生懸命働いてて、正しいやり方でやってる人で“財を成してる”というタイプの人はそこそこ存在するんだよね。でも“世の中を変える人”は多くない。その分かれ目が“志”の有無だから孫さんはそれを強調したんだと思う。

 

世の中を変える人と受験で成功する人とイコールにして良いわけがないと思うが、そこを無理やり結びつけて考えてみると、受験に対しても同じことが言えると思うのです。同じくらいの能力があって、同じくらい勤勉で、同じように正しい方法で勉強している子でも、進学する志望校のランクが変わる場合がある。その違いはやっぱり「志」。

「この学校に行きた〜い」って思う気持ちなんて受験生であれば大概の子は持っているけれど、例えば「僕は将来政治家になって日本を変えたい。だからレベルの高い高校に行くんだ」というような何かの志があって高校を志望している子は非常に少ない。でも、そういう志がある子っていうのはめちゃくちゃ強いし、何があってもブレない。

でもまあ高校受験レベルの勉強なんか、ハッキリ言ってしまえば「能力」と「勤勉」さえあれば、志がなくてもある程度の高校には進学できるんだけれどね。けれど、ある程度のレベルを陵駕するような子には「志」があった。

楽天ブログにも書いたことがある教え子の一人に、東京学芸大学附属高校に進学した生徒がいた。その子が中学生時代にいつも言っていたこと。

「東大行って、文部科学省に入って、日本の教育を変えたいんです」

こんな台詞、普通の中学生が言えますか?その子は横浜翠嵐高校っていう神奈川県東部の最難関公立高校に行くことよりも、さらにランクが上の学芸大附属高校を志望校にし、めちゃくちゃ勉強に励み、結果見事合格。「志」があったからこそ成し遂げられたことだと思う。

ちなみにこの4つの能力によるパターン分け、自分の塾の生徒に当てはめてみると結構面白い!「こいつは出世する人間だな」とか「こいつは財を成すヤツか」とか、かなり言い当ててる場合が多いと思います。自分の塾の生徒に、「世界を変える人」がまだ見つからないのが悲しいところだけれど・・・。