H30年度平塚江南特色検査分析と対策法:平塚江南の特色検査3大特徴はコレだ。

H30年度平塚江南特色検査分析と対策法:平塚江南の特色検査3大特徴はコレだ。

入試情報

2018年度入試の特色検査分析記事第2弾は、平塚江南高校です。

平塚江南は、2018年度入試から、特色検査の割合をそれまでの2割から1割へと変更しました。1割に変更したことで、特色検査の内容は例年とどう変わるのか、または変わらないのかに注目していましたが、結論から言うと、出題傾向も難易度もほぼ例年通りでした。

では平塚江南の「例年通り」とはどんな内容を指すのか、来年度平塚江南受験を視野に入れている受験生は、特色検査に対してどう対策するべきなのか。

来年度平塚江南を志望する受験生に向けて、分析記事を書いてみたいと思います。

2017年度の平塚江南の特色検査研究の記事はコチラ。
[blogcard url=’https://keishinkan.jp/post-6424′ width=” height=” class=” style=”]

問題・解答はカナロコのサイトからダウンロードできます。
コチラ→http://www.kanaloco.jp/article/314035

平塚江南の特色検査の3大特徴

2018年度の分析を踏まえながら、平塚江南の特色検査の3大特徴をおさえましょう。

特色検査の平均点が高い

平塚江南の特色検査の特徴の1つ目は、何と言ってもその平均点の高さです。以下が、全県模試を手掛ける伸学工房調査による、過去3年間の平均点の推移です。

※受検生全員の平均点ではありません。調査の母数は全受検生の3分の1程度です。

  • 2015年度:74.5点
  • 2016年度:70.6点
  • 2017年度:85.1点
  • 2018年度:???点

過去3年とも7割を超えています。ちなみに他の高校の特色検査の平均点は、だいたい5割くらいのところがほとんどである中で、昨年度なんて平均点が85点と学校の定期テストと見間違うくらいの異常なほどの高得点となりました。今年はまだ伸学工房による平均点が出ていませんが、おそらく2015年度や2016年度あたりと同じくらいの、7割程度に落ち着くだろうと思います。

ほとんどが基礎的な知識を問うタイプの問題

思考力が問われる問題、情報整理の力が試される問題、高度な読解力が必要な問題など、特色検査には様々なタイプの問題がありますが、平塚江南の特色検査の場合、そのほとんどが基礎的な5科目の知識を問うタイプの問題です。

例えば【課題1】の問5の英語の問題。
課題1】問5
普通の学力検査でもこういう基礎的な問題は出題されません。

他にも同じく【課題1】の問8の社会の問題。
【課題1】問8
これもなんてことない、社会の知識問題です。

一応平塚江南にも思考力を問うユニークな問題はありますが、下の問題のようなタイプが多く、簡単に答えられるものばかりです。

文系総合と理系総合の大問2題構成

そして平塚江南の特徴の3つ目は、毎年変わらない問題構成です。平塚江南の特色検査は大問2題構成。前半が文系の総合問題、後半が理解の総合問題となっています。

【課題1】文系総合問題

前半の文系総合問題は、最初に1ページ程度のリード文を読み、それに関連する色々な教科からの問題が次から次へと出題されます。

2018年度のリード文の題材はヤマザキマリさんのエッセイですが、三省堂出版の現代文Bの教科書にも同じものが掲載されています。高校の教科書レベルのリード文を読まされるわけですが、文系総合の問題全11問中、リード文を読まないと答えられない問題はたった2問のみ。他の9問は、リード文とは全く関係のない問題です。そして、上にも書いたように知識重視の問題が多い。

つまり、平塚江南の文系問題は、国語が少々苦手でも問題ありません。リード文を読む読解力よりも、幅広い5科目の基本的な知識、英語の読解力の方(共通入試レベル)が求められる構成になっています。

【課題2】理系総合問題

後半の理系総合問題は、最初に「資料」を読み、それに関する数学の問題に答えていきます。後半の理系問題の方が、前半の文系よりも単純な知識を問う問題は少なく、思考力を要する問題が多いかもしれません。

ただ、この最初の「資料」の中に、問題を解くヒントがかなり隠れています。「資料」に書かれていることを、問題中にどのように活用するか、その思考力が問われます。

例えば、この【課題2】の問3の問題は↓
【課題2】問3

この資料↓をもとに考えると解ける仕組みになっています。

2018年度は2017年度と比べると、理系が少し難しくなっていましたが、それでも基本的な数学の力があればある程度の問題は解けるでしょう。

ちなみに、理系の最後に出題されていた問5の問題は、有名な「コッホ雪片」という図形の問題で、いつぞやかの数検でも出題されていました。数検以外にも、いろいろな入試問題で出題されるので、解いたことのある人はある程度いたと思います。

極めて個人的な意見ですが、せっかくのコッホ雪片を扱ったこの問題を、もう少し発展させても良かったのではないかなぁと思います。ただ周の長さと面積を求めるだけの計算問題で終わってしまったところが惜しい。実に惜しい。

まあそれはどうでもよくて。

平塚江南は、理系の方が文系よりも難易度が高めです。なので、文系でまずなるべくパーフェクトを目指して得点し、理系で少し落として70点代以上を目指すという戦略が一番かと思います。

来年度平塚江南を目指している人へ

このように、平塚江南の特色検査は、決して難しくありません。

まずは、学力検査の5教科で400点程度をとれるように、5科目の力をつけていきましょう。それまでは、特色検査対策は必要ありません。

そして、ある程度5教科の力が固まってきた受験直前の1月頃から、制限時間通りに平塚江南の過去問を6年分全て解きましょう。文系問題で得点を稼げるか、全体で7割超えることができるかをチェックしてください。

過去問で7割を超える力がついているのであれば、平塚江南の特色検査対策は完璧です。何も特別な特色検査対策講座を受講する必要はありません。

ちなみに、平塚江南の学校説明会に行けば、特色検査対策講座を学校側が無料で開催してくれるはずです。気になる人は学校説明会に行ってみてくださいね。