塾長メッセージ
塾生全員を伸ばすことに、こだわり続ける進学塾でありたい。
慧真館を立ち上げる前、私は神奈川県内の大手進学塾で教鞭をとっていました。しかし、1つの教室にたくさんの生徒を詰め込み、画一的な方法で指導をする大手塾のやり方には常に疑問を抱いていました。大勢の生徒に対してマニュアル的に指導するのではなく、もっと一人ひとりに目が行き届き、一人一人と向き合える教育を実現することができれば、より生徒の可能性を引き出すことができる。そんな思いから2008年3月、小田原市に少人数制の進学塾「慧真館」を立ち上げました。

慧真館の開校から守り続けている理念が、「生徒全員をのばす塾」であることです。この理念のもと、テキストやカリキュラムの選定、毎日の授業内容、小テストや確認テスト作りなど、生徒全員の学力をいかに伸ばすことができるかにこだわる。これが私たちのやり方です。このこだわりから、塾生の学力が向上し、いつしか「公立上位校を目指す塾」となっていきました。

学力向上のためには、日々のきちんとした学習や努力は欠かせないものです。慧真館は、心地よい緊張感のある学習環境の中、当たり前のことを当たり前にやるという指導を徹底しています。当たり前のことというのは、たとえば「授業は真剣に取り組む」「宿題は必ずやる」「間違えたところは正解するまで粘り強く解く」「小テストは完璧に覚えるまで繰り返す」ということです。

この「当たり前のことを当たり前にやる」という指導は、現代の子どもたちにとっては、もしかしたら厳しいことなのかもしれません。厳しい塾は、時代遅れなのかもしれません。しかし、たとえ「厳しい」と言われても、世間に迎合することなく、子どもたちの学力向上にとって必要な「当たり前」を徹底して指導してまいります。

そしていつしか、慧真館を卒業した子どもたちが大人になり、過去を振り返ったとき、「慧真館は厳しかったけれど、充実した日々だった。今の自分に生きているな。」と感じてくれるようなことがあれば、幸いに思います。

そんな想いで、今日も全力で指導にあたっています。

慧真館塾長(株式会社良育 代表取締役)
岸本 崇