2021年度入試自己採点結果と受験生の感想

2021年2月15日月曜日、神奈川県公立入試第1日目の共通入試が終わりましたね。
先ほど当塾の公立高校受験生全員の自己採点が完了しましたので、参考までにご報告します。

※当塾は個人経営の非常に小さな塾です。大手塾のように何百人も何千人も受験生を抱えている塾ではありません。また、超小規模集団ゆえに、各年によって偏差値にバラツキがあります。なので、あくまでも参考程度にしてください。

●2021年共通入試問題と解答はコチラからダウンロードできます。

塾生自己採点結果

年度 英語 数学 国語 理科 社会 合計
2021年度 86.5 82.6 85.5 81.3 95.5 431.0

当塾から公立高校入試に挑んだ生徒は13名(13期生のうち、すでに2人は私立専願で法政大学国際、平塚学園に合格をいただいています)。
13名の志望校は、湘南・厚木・小田原・平塚江南・横浜国際の5校で、1月の全県模試の平均偏差値は66.2でした。

昨年度の平均点と比較すると、5教科で35点ほどアップしています。
もちろん今年の生徒の方が平均偏差値が高いので単純に比較はできませんが、高校別の平均点を見ると昨年度よりも10〜15点ほど上昇しています。

そう考えると、今年は昨年度と比べて平均点が上位層で10〜15点ほど上昇すると思います。
ただ、平均点が10〜15点が上昇するという意味で、ボーダーラインが10〜15点上昇するという意味ではありませんのでご注意ください。

教科別塾生たちの感想

塾生たちの自己採点後の感想です。

英語

総評:昨年並み

  • 問6と問8がちょっと難しい。
  • 長文解けてよかった。リスニングできて安心した。
  • 緊張のピークで、しかも「英語でがんばらなきゃ!」という気負いが少しあった。
  • 文法で結構落とした
  • 長文はできたけど、文法でミスをしてしまってやばい。
  • なんか文法で結構ミスった。
  • リスニングや文法のミスがなかった。資料と会話を焦って解いたのが良くなかった
  • 会話文がダメだった。
  • 何とも言えない。
  • リスニング・文法で1ミス、ほぼ長文で間違えて何とも言えない。
  • 長文は全部できて嬉しかったけどリスニングと文法が悔しかった。
  • リスニングのスピードが遅かった。
  • 並び替えで1つわからないものがあった。

数学

総評:昨年よりやや易

  • あまり時間に余裕がなかった。
  • 捨て問は切れてよかった。
  • 図形と確率がひどい。
  • 色々見間違えた。
  • 一つ絶対間違わないようなところをミスした。
  • 自分のできそうな問題だけ解いて正解だった。
  • 問1で間違えたのが悔しい。平面はもっと早く捨てておくべきだった。
  • 平面は普通にできなかった。
  • 時間配分は良かったと思う。
  • 模試と同じくらい。
  • はじめ全然解けずに焦ったけど、関数ができたので自信になって他も解けた。
  • 関数でテンパっちゃった。
  • 時間が足りない。難しい。

国語

総評:昨年並み

  • 難しい気がしたけど今までで一番とれた。
  • 小説、誰が話しているのか分からなかった。
  • 問1のエが分からなくて自信がなかった。古文にすごく自信があった。漢字も簡単で安心した。
  • 1回合っていたところを間違った答えに直してしまった。
  • 全体的に難しかった。
  • 結構できた。
  • 論説文で多く間違えた。悔しい。特にまとめの問題。
  • 古文がダメだった。
  • 何とも言えない。
  • 古文・論説で全問正解だったので良かった。
  • 記述の内容が足りなくてすごく悔しい。
  • 小説がほぼ古文だった。
  • 小説がとても難しかった。

理科

総評:昨年より難化

  • 一番難しかった。変なミスをしたかも。
  • 難しい。
  • 水溶液の問題が酷いし、合力と分力を間違えてすごい悔しい。
  • 問題の形式があまり好きではなかった。
  • 難しかった気がする。
  • 良かったのでは?
  • 物理化学の点数が悪い。難しいものだけでなく簡単なものも落とした。
  • まあまあできた。
  • 全体的に難しかったと思う。
  • とても難しかった。
  • 例年よりも簡単だと思って解いたけれど、分からないところが結構あって不安。
  • 簡単だった。
  • ちょっと難しかった。

社会

総評:昨年よりかなりの易化

  • とても簡単だった。20分以上余った。
  • 傾向変わったけれど簡単だった。
  • 何度も見直しした。自信ない問題は少なかった。
  • 結構簡単だった。
  • もう少しとれるところがあったと思う。
  • 記述の問題の意図を汲み取れなかった。
  • わかっていたものを書き間違えたのがもったいない。
  • 最後の最後に気を抜いた。
  • もったいないミス。
  • 100点とりたかった。
  • 今までの模試よりも良くて嬉しかった。
  • 問題の日本語をよく読んだ方が良い。
  • 一番簡単だった。変なミスをしたかも。

まとめ

塾生の意見や得点をまとめると、

・英語→昨年通り
・数学→昨年通り〜やや易化
・国語→昨年通り
・理科→昨年よりかなり難化(昨年が簡単すぎた説)
・社会→大幅に易化

今年は何と言っても社会の易化が目立った年でした。
理科は難しくなりましたが、昨年が簡単すぎた説もあるので、3〜4年前の基準に戻っただけかなと。

数学は上位層にとっては解きやすい問題が多かったと思います。
英国はいつも通りかな。国語はもしかしたら簡単だったのかもしれません。

受験生の皆さん、お疲れ様でした…と言いたいところですが、まだ試験は終わっていません。
特に特色検査実施校を受験する人にとっては、1割の学校でまだあと1教科分、2割の学校だと2教科分に相当する入試が残っています。

特色検査校はボーダーライン上は、特色検査の得点が大きく合否を左右します。

うまくいった人も思うような点数をとれなかった人も、気持ちを切り替えて特色検査対策・面接の準備を始めましょう。