明日本番を迎える受験生に贈る、最後のアドバイス。

2019年2月13日

いよいよ明日14日から、神奈川県公立入試が始まります。

今日のブログは、受験生に向けた最後のアドバイスです。

入試前最後のアドバイス

持ち物のチェックを入念に

今日寝る前、最後に持ち物のチェックをしておこう。筆記用具、受験票、上履き、時計、お財布は持ったか?寒いかもしれないから、カイロも持った方がいいかな。

そうそう、シャーペンを使う人はあらかじめ芯は新しいものに替えておいたほうがいい。ついでに替え芯も何本かシャーペンの中に入れておこう。消しゴムも、2つほど持っていくといいよ。知っていると思うけれど、定規・三角定規・コンパス・分度器は持ち込み禁止だから、筆箱の中に入ってたら抜いておこう。

万が一忘れ物をしてしまっても慌てないように。学校の係の人に事情を話せば、ちゃんと対処してくれるし、忘れ物をしたからと減点されることもないから心配しなくていい。うちの卒塾生にも、過去に受験票を忘れた大バカ者や上履きを忘れたおバカがいたけれど、みんなちゃんと合格しているから。

試験前には準備体操を

試験会場に到着してから試験開始までの間、軽く問題を解いて頭のウォーミングアップをしておくといい。スポーツでも試合前に準備体操が必要なのと同じように、脳みそだっていきなりはフル回転してくれない。

ウォーミングアップとして大切なことは、頭を動かすことだ。持ち込んだテキストをぼーっと見つめていても、実はそれほど頭は動いていない。簡単な問題を数問でいいから、実際に問題を解いてウォーミングアップしておこう。頭の回転も良くなるし、簡単な問題を解いている方が不思議と心が落ち着くから。

終わった科目の答え合わせをしない

休憩時間に、同じ中学校の友達同士で終わった科目の答え合わせをしている受験生が必ずいるが、そういう人達は徹底的に無視しよう。間違っても自分も答え合せに加わらないように。聞こえてきても気にしない。耳障りならその場から立ち去って、お手洗いにでも行くといい。

なんなら「あー出来たわー!簡単だったわー!多分100点だわー!」とハッタリでもかましてやればいい。多分周りの何人かは動揺するだろうから。

自分が難しい問題は、他の人も難しいと感じている

自分が難しいと感じる問題は、必ず周りの受験生も難しいと感じている。出題傾向がガラリと変わって焦っているとき、必ず周りの受験生もみんなが同じ気持ちで焦っている。

難しくても逆境に立たされても、パニックにならずにまずは一度落ち着くこと。そして、できそうな問題から解いたり、難しい問題は潔く捨てて見直しを始めたりして、「今自分ができること」にきちんと集中しよう。

もしも、どうしても分からないときは、勘でもいいから解答欄を埋めること。ここまで勉強を頑張ってきた人の勘は、意外とよく当たったりする。

思いっきり楽しめ!そして石に噛り付いてでも合格しろ!

入試は、最後に自分の一番好きな場所で受ける模試だと思えばいい。

憧れ続けた学校の教室で、その学校の先輩が使っている机と椅子で、最後のテストを受けるんだ。受験生にとって、これ以上ワクワクすることがあるだろうか。これ以上嬉しいことがあるだろうか。

どうせなら、高校入試という人生に一度きりのこの状況を、思いっきり楽しもう。思いっきりワクワクしよう。逆境さえも、「ここからどう挽回してやろう」と楽しんでやればいい。入試なんて楽しんだもん勝ちだ。

そして、最後のチャイムがなるその時まで、石に噛り付いても合格してやるんだという気持ちを忘れるな。

最後に、11期生へ

最後にもう一度、ボロボロになった合格手帖を見て欲しい。そこには約100日間の道のりがきちんと記されている。100日前に書いていたこと、勉強していた内容を、もう一度見返してみて欲しい。今から振り返ると、100日前の自分はなんてつまらない勉強をしていたんだろう、なんて意識の低い生活をしていたんだろうと、笑えてこないか。

それくらい、みんなはこの100日間で急成長した。この100日でいろんなことができるようになった。自分を律することも、志望校について真剣に考えることも、諦めずに頑張り続けることだって、全部この100日間でできるようになった。

この100日間で経験してきたことは全部、君の力になっている。だから大丈夫。あとは頂上に立つだけ。

11期生のみんな。頑張れ!頑張れよ!!