日本柔道復活のための秘策。ついでに学力向上も。

2012年8月7日

今回のオリンピックで、金メダルゼロに終わった男子の柔道が弱くなった騒がれているが、日本の柔道が弱体化するのは当たり前のような気がする。

昔はどの中学にもあった柔道部だが、今ではほとんどの中学校に柔道部なんてない。今の子どもにとったら、丸刈りで「押忍!」とか言いながら汗臭く組み合う柔道なんかより、流行のゴム製のヘアバンドつけて、カッコよくボールを蹴るサッカーの方が魅力があるに決まっている。今はサッカー人気だから、男の子も女の子もみんなサッカーをやっている。だからサッカーもこれだけ強くなってきた。テニスだって、「テニスの王子様」が流行り出したころから、テニスをやる中学生や小学生が増えた。水泳も、子ども対象の水泳教室なんてどこにでもあり、子どもの習い事上位に必ずランクインするほど、多くの子どもが水泳教室に通っている。

結局、柔道をもう一度強くするためには、いかに子どもたちに柔道を普及させるかどうかに限る。今の汗臭く時代遅れの柔道のイメージを払拭し、「え!お前柔道やってるんだ!超かっこいい!」って思われるくらい柔道がオシャレで最先端なスポーツになれば、子どもたちも柔道をやるようになるでしょう。まず、柔道部員の丸刈りをやめることから初めてはどうだろうか。

手っ取り早いのは、やはりマンガの力を借りることだと思うのです。超イケメンぞろいの男子柔道部員が、華麗なるJUDOの技を繰り広げて、バケモノみたいな相手を次々と倒していくようなストーリーの柔道マンガを、少年ジャンプとかサンデーとかに連載する。柔道の強化に使うお金の一部を回して、テレビ放映もする。だんだんヒットしてくれば、関ジャニとかのジャニーズを柔道部員役にして映画化。マネージャーはAKBの誰か。これで、日本の柔道復活間違いなしだと思います。

ちなみに、「ドラゴン桜」ってマンガが流行った頃、一時期東大の受検者が飛躍的に増えたという事実もあります。柔道だけじゃなくて、超イケメンが一生懸命勉強して、一流の学校の合格するってストーリーのマンガもジャンプとかに連載すれば、マンガに触発されて子どもたちが勉強を頑張り出して、日本の子どもの学力も上がるんじゃないかな。そんなことないか(笑)。