慧真館7期生第一志望全員合格!5年連続第一志望全員合格です。

2015年2月27日

公立高校の合格発表日でした。結果は、慧真館7期生第一志望全員合格です!今年は模試の時点で全員S判定もしくはA判定が出ていたので、例年以上に余裕のある入試でしたが、やはり結果が出るまではハラハラしました。

今日は、全員合格を果たした慧真館7期生のことについて書いてみたいと思います。

慧真館7期生のこと

入退塾が最も激しかった学年

7期生は、実は生徒の出入りが一番激しかった学年でした。入塾しては辞め、また新しく入塾しては辞めの繰り返し。カンヅメ(定期テスト勉強)が大変だから、再試が溜まったから、やる気がなくなったから、問題を起こしたからなど、辞めていったもしくは辞めさせた理由はさまざまでしたが、とにかくなかなかメンバーが固定しない学年でした。どの学年にも辞める子や辞めさせられる子はいますが、7期生は異常なくらいでした。

そんな中、最後まで残ったのは5人。せっかくなので、この5人のことを簡単に紹介します。
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小田原高校合格 Aちゃん

まずは、小田原高校に合格した子。小6のはじめに入塾してきました。入塾当初から基礎学力はありました。「そつなく何でも器用にこなせる子」という印象でしょうか。でも、小学生のときは「スーパーできる子」というイメージではありませんでした。それが一転、中学に入りだんだんと頭角を現すようになります。大変な部活動と塾を両立しながらも、どちらにも絶対に手を抜くことはありませんでした。特に定期テスト時の自学力は、本当に凄まじかったです。中1の頃から当時の中2や中3生に負けずとも劣らない精度で勉強し、常に上位を維持。小6の頃から一貫して小田原高校を目指していましたが、中3の受験時には正直小田高のレベルより遥か上を行く学力が付いていました。余裕で合格すると分かっていても、勉強に手を抜いたりしないところも、彼女の良いところです。もちろん、小田原高校に余裕の合格です。

東海大相模高校合格 Kくん

次は、東海大相模高校に合格した子。以前この記事でも少しご紹介しましたが、中2の春に大手塾から転塾してきました。入塾当初、本当に塾に行っていたのかと疑うほど、基礎が身についていませんでした。特に英語に関しては、中1の文法や単語から壊滅的でした。通常の授業だけではついていけないので、毎週土曜日に中1から英語をやり直す補習を1年間続けました。彼も、弱音一つ言わず、毎週土曜日に当たり前のように塾に早く来て、苦手な英語と向き合い続けました。その結果、少しずつですが、定期テストレベルでは点数が取れるようになり、中3生になってからは学校成績がかなり上昇しました。一見フニャフニャしている子で、塾の授業についていくだけでも大変だったとは思いますが、それでも与えられた事に真面目に取組み、ほとんど休む事なく塾に通い続けた芯のある子でした。

湘南高校合格 Hちゃん

次は、湘南高校に合格した子。中2の5月くらいに入塾してきました。最初から「湘南に入るために塾に来た」と断言していたほど、湘南に対しての意識が非常に高い子でした。入塾当初、正直学力はそこそこでしたが、勉強に対する向上心と自学力は、今まで教えてきた生徒の中でズバ抜けて高い生徒だったので、「この子は必ず伸びる」という確信がありました。「湘南を目指すくらいなら、定期テストレベルだったら満点を取れ。49点じゃダメだ。」と指導すると、満点を取るにはどんな勉強をし、ケアレスミスはどう防いだら良いのかを、自分で考えて即実行していました。受験勉強のときの彼女の勉強日誌を見ると、いつもビッシリと勉強の記録が書き込まれていて、誰よりも努力し、誰よりも質の高い勉強を続けていました。学力と向上心が高く、明るく「普通に」努力を続けることができる彼女は、誰よりも湘南高校が似合う子です。

沼津高専合格 Tくん

次は、沼津高専に合格した子。この子は、中2の夏期講習で一度体験授業を受けた際、入塾をお断りした経緯があります。入塾をお断りしたのは、部活と勉強との両立が困難だと判断したからです。でも、中2の冬期講習の時、再度「塾に入れてください」と申込をしてきました。今まで入塾をお断りした生徒はいますが、お断りしても「もう一度やりたい」と再度チャレンジした生徒は彼だけです。その熱意には本当に胸を打たれました。もともと理数系の問題を考えるのが好きで、最初は西湘理数を目指していましたが、沼津高専の説明会に行って一目惚れして以来、沼津高専を目指すようになり、推薦で見事合格しました。物静かで感情を表に出さないタイプの子でしたが、どんなに大変でもどんなに叱っても、泣き言一つ彼から聞いたことがありません。

小田原高校合格 Mちゃん

最後は、小田原高校に合格した子。この子が入塾してきたのは中3の7月。某大手塾に2年生の時まで通っていたけれど、ほとんど成果が見られずに塾を辞めたものの、どのように勉強していいのか分からないということでうちの塾に入塾しました。最初から小田原高校が第一志望でしたが、入塾当初はとてもじゃないけれど小田高に行ける学力はありませんでした。唯一国語はできましたが、理数が苦手なことに加え、英語の文法もボロボロの状態。ただ、分からないながらもコツコツと塾の復習を続けていったところ、12月くらいで英語が突然できるようになり、それに追随するように他の科目(特に理社)も模試の点数が急上昇していきました。いわゆる「男子的な伸び」をした子です。入試が終わったときに彼女にも言いましたが、本当にここまで成長するとは思ってもみませんでした。短期決戦だったけれど、蔭では人一倍勉強していた子です。

7期生。数こそ少なかったけれど、最後まで残った生徒たちは皆、どこに出しても恥ずかしくないほどの自慢の生徒たちです。全員合格おめでとう。今までありがとう。

慧真館7期生進学先と合格先

進学先:湘南1名、小田原2名、沼津高専(電気電子科)1名、東海大相模1名
合格先:湘南1名、小田原2名、沼津高専(電気電子科)1名、東海大相模1名、桐光学園(SA)1名、桐蔭(理数)2名、相洋(特進)1名