入試まであと7日。この時期の授業内容と塾生の自習メニューを書いてみた。

入試まであと1週間となりました。今日の中3生は自習の日ですが、勉強している後ろ姿から気迫すら感じられます。

学年末テストを控えた中1や中2生も同じ部屋で勉強していますが、集中力や気迫、やっている内容どれをとっても中3生の足元にも及びません。

そりゃそうです。今の中3生だって、つい1年前は今の中1中2生と同じようなものでした。それがこの1年間で、生まれて初めて真剣に進路を考えたり、これまで考えてもみなかった高校進学後のことまで思いを巡らせたり、悩んだ末に志望校を決定したり、願望と現実との違いを突きつけられたり、勉強したことが結果になって表れることに喜びを感じたり、逆にやってもやっても伸びないことで悔し涙を流したり、いろんなことを経験してきたからこそ、1年間でここまで成長したのです。

高校受験は、15歳を学力的にも精神的にも大きく成長させてくれます。その成長こそ、合格や不合格よりも大切で、意味のあることだと毎年思います。

さて、今日のブログでは、誰かの参考になることを願いつつ、うちの中3生が今必死で勉強している自習メニューや、直前の授業でやっていることを書いてみたいと思います。

英語

週2回の授業は、12月から継続している「文法特訓→読解問題1題」をひたすらに繰り返しています。ただし、文法特訓も読解問題も、だんだんとレベルアップをしています。

・こちらが12月1回目の文法特訓↓

・そしてこちらが1月ラストの文法特訓↓

読解問題も、神奈川県の過去5年間の過去問→県トレの読解問題を経て、今は昔の小田原や平塚江南などの独自入試の読解問題を解いています。前から何度も紹介していますが、今の入試問題は、英数とも昔の独自入試の頃と出題傾向やレベルがよく似ていますね。一般では入手しづらいのが難点ですが。

塾生たちの自習メニューは、文法特訓の復習+読解問題の全訳(英語が苦手な生徒)+基本文の和文英訳(英語が苦手な生徒)にプラスして、毎朝のラジオ基礎英語3の4点です。文法特訓とラジオはほぼルーティン学習に組み込まれている生徒がほとんどで、特に英語が苦手な生徒が読解の全訳や基本文の英作を復習しているといったところです。

英語は、配点の高い読解問題と英作文でいかに点数を稼ぐかが勝負になります。その為には、前半の文法をスピーディに解くことで後半に時間を回すこと、そして読解問題を正確に読むことが必要です。英語は最後の最後まで、そのための訓練をしていきます。

数学

週2回の数学の授業では、毎回の10問テストに加え、旧独自入試の問題やここ3年間の全国入試問題から厳選した空間図形・関数・証明・確率の大問を解いています。数学の受験勉強は、基礎習得→典型的問題のパターン習得→実力養成演習の3段階を経ることが大切です。特にこの時期は、最後の実力養成演習の段階に必要な、初見の問題を解くことが大変重要です。

よく、「最後は新しい問題を解くよりも、今までやってきた問題を復習する方が良い」とアドバイスをする人がいますが、入試は初見の問題がほとんどなのだから、本番でコケないための数学の実力を付けるためには、最後の最後まで初見の問題が解けることにこだわるべきです。初見の問題を、今までに培ってきた知識や解法で解けることを確認するのです。

ただ、初見の問題を扱うのは、授業のみです。塾生たちの自習メニューは、ひたすら今まで扱ってきた問題の復習です。一部の力のある生徒にのみ、自習の時間に初見の実力養成演習をさせています。

国語

国語は、今の時期に一生懸命勉強しても、伸びていく科目ではありません。だからと言って、国語の読解問題を勉強せずにいると、読解問題の解き方や勘が鈍くなってしまいます。なので、この時期でも国語の授業は英数と同じ週2回しっかりと確保し、全国入試問題正解を解きながら、読解問題の勘を衰えさせないようにしています。

理社

理社は授業でも自習でもひたすら全国入試問題を解いています。まだ苦手単元がある生徒は単元別に、すでに単元別をやり終えた生徒は1都道府県ずつ最初から最後まで通しで全国入試を解き、間違った問題を基礎問題集や参考書で確認、ついでに間違えた問題周辺の関連事項も整理という流れで勉強を進めています。

毎年、受験生には「全国入試がボロボロになるまで使い込め。全国入試の汚さと模試の点数は比例する。」と言っていますが、その言葉の通り、すでに47都道府県+国立の問題を全て制覇し、2週目に突入している生徒は、模試で理社で9割を切ることはほとんどありません。

入試まであと7日「も」あります

最後に一言だけ。

入試まであと7日「も」あるので、まだまだ勉強することができます。

入試直前のこの時期は、集中力も意欲も今までの中でMAXの状態です。その状態で7日間も勉強すれば、まだまだたくさんのことを勉強することができます。苦手単元の2つや3つくらいであれば、もう一度しっかりと向き合う時間も残されています。

明日には志願変更後の倍率が発表されますが、倍率についてアレコレと思案する時間があれば、社会の年号1つでも覚えましょう。焦りや不安を、勉強の原動力に変えるのです。

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