入試まであと1ヶ月!ついやってしまいがちなNGなことを3つ挙げてみる。

2018年最初のブログ記事になりました。書こう書こうとは思っていたのですが、この時期は少しでも時間があると、その分を中3生の授業準備や添削、合格手帖の記入、過去問研究を優先してしまうので、ブログがどうしても後回しになってしまっていました。前の記事に、「今年のブログは辞めたのですか?」というコメントを頂きましたが、決して辞めたのではなく、中3生の指導を優先しているだけなのでご理解ください。

そうこうしているうちに、神奈川県の公立入試まであと1ヶ月を切りました。ということで、今日は、入試まであと1ヶ月で、ついやってしまいがちなNGな勉強法を3つ挙げてみたいと思います。

新しい参考書や問題集を買いに書店に行く

最初に言っておくけれど、これは絶対にやってはいけない。

受験直前期になると、焦りからか、新しい問題集や参考書に手を伸ばす人が増える。手詰まり感のある科目や、いくらやっても伸びない科目を打破するべく、書店の学参コーナーで問題集を物色。しかもそこにはタイミング良く、『重要単元総まとめ』『たった◯日で3年間分の基礎完成』『目から鱗の〇〇』など、いかにも現状を打破してくれそうなタイトルの問題集がズラッと並んでいるので、購入したくなる気持ちも痛いほど分かるが、こういう類の問題集を直前にやっても、現状を打破してくれるどころか時間の無駄にしかならない。

高校入試用の市販の問題集は、もともと良質なものが塾用問題集に比べて少ないのに、この時期はそれに輪をかけて、もっと薄っぺらくもっと粗悪な内容のものが増える。耳障りの良いタイトルさえ付けておけば、内容がどんなに悪くても、焦った受験生が内容をよく確認しないでホイホイ買ってくれるからだ。出版社のカモになってはいけない。

現状を打破するための解決策は、新しい問題集にはない。今、自分が持っている使い古した問題集や、何度も解いてきた過去問にこそ存在する。新しい問題集を買うくらいなら、使い古した問題集や過去問を何度も解こう。すでに何度も解いているのなら、別解を考えながら解いたり、さらに短い時間で解けるように制限時間を厳しく設けたりするもの良い。英語や国語の古文なら、ただ解くだけでなく、全訳をしてみるのもものすごく勉強になる。

良問は、解けば解くほど新しい発見や気づきがある。神奈川県の最近の過去問には良問が多い。一方、この時期に書店に並ぶような薄っぺらな問題集には良問はない。あるのは定期テストレベルの問題や、わかりきっているパターン問題だけ。

入試まであと1ヶ月。過去に解いたものをもう一度解き直す時間はあるが、悪問に費やしている時間は一切ない。

ノートまとめ・暗記カード作りなどをやり始める

なぜか入試直前になると、ノートを綺麗にまとめたり、暗記カードを大量に作ったりし始める人がいる。ノートにまとめていると何だか勉強した気になるし、完成したノートを見ると達成感もあるから気持ちも落ち着く。暗記カードを作っておけば、スキマ時間も活用することができるので、スキマ時間の何倍もの時間と労力を使って暗記カードを作成するー。

ハッキリ言うが、暗記カードもノートまとめも、勉強ではなくただの「作業」だ。入試まで1ヶ月を切ったこの時期、バカバカしい「作業」に時間を費やしている暇は1秒たりともない。むしろそんな時間があれば、寝ていた方がまだマシだ。

10ページのノートを作成するのであれば、10問の入試問題を解こう。スキマ時間を活用したかったら、スマホで覚えたいページの写真を撮って、スキマ時間にいくらでも眺めておけば良い。

常に自分に問おう。今やっている勉強は、本当に必要な勉強なのか。本当に今やらなければいけないことなのか。他にやるべきことはないのか。これが最優先事項なのか。常に、自問自答をしよう。

理社ばかり勉強して英数国をおろそかにする

理社は入試直前まで伸びる。それはもちろん正しい。うちの塾生も、自習時間のほとんどを理社の勉強に費やしているし、そうするように指導している。

しかし、だからと言って英数国の勉強をゼロにしてはいけない。英数国は楽器に似ている。たとえばピアノは、1日練習しないと取り戻すのに3日かかると言われる。その3日という期間に根拠があるかどうかは定かではないが、要は継続して練習しないと感覚が鈍ってしまうということだろう。

英数国も同じだ。さすがにピアノのように1日休むと取り戻すのに3日かかることはないだろう。しかし、一定期間やらないでいると、読解のカンが鈍ったり計算が遅くなったりと、脳が鈍くなってしまうのは確かだ。英数国は、理社のように毎日まとまった時間勉強しようとは言わないが、短い時間でも良いから定期的に取り組んでおくことで、脳が鈍ってしまうのを防ぐ。

英数国と一括りにしたが、高校入試に関しては、数学は理社同様やりようによっては最後まで伸びる科目ということもお忘れなく。

まとめ

直前の1ヶ月にやってはいけない3つを書いた。逆に、何をやればいいかはそれぞれよく分かっているはず。過去問などの実践的な問題演習を多く取り入れ、アウトプットの精度を高めることがこれからの1ヶ月で必要な勉強だ。そして、アウトプットすることで見つけた弱点を、すぐに修正していく。

これをしっかり繰り返していくと、あと1ヶ月でもまだまだ伸びる。高校入試は、特に入試日がやたらと早い神奈川の場合、もともと3ヶ月勝負の短期決戦だ。つまりまだ3分の1残されている。

諦めるには早すぎる。

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