2番手校対決!秦野VS海老名VS茅ヶ崎北陵の入り口と出口を徹底比較!

昨日の「厚木VS小田原VS平塚江南」の比較記事を書いていて、書いている本人が非常に面白く感じたので、続けざまに今日は2番手校の比較をしてみます。

うちの塾がある立地上、よく比較されるのは秦野と海老名ですが、2校だけだとつまらないので、同じような偏差値レベルである茅ヶ崎北陵も入れて、秦野VS海老名VS茅ヶ崎北陵の入口を出口を比べてみました。

では、どうぞ。

秦野VS海老名VS茅ヶ崎北陵

2017年度入試合格者平均比較

まずは2017年度の合格者平均から比べてみましょう。

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内申 学力 偏差値
秦野 118 371 59
海老名 119 383 60
茅ヶ崎北陵 117 384 60

内申点は3校とも120弱で差はほとんどありません。学力検査の方は、海老名・茅ヶ崎北陵は380点代前半、秦野は371点と、秦野が他の2校よりも10点程度下回った結果となりました。この考察については後述します。

2017年度入試ボーダーライン比較

続いて2017年度入試のボーダーライン比較です。

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一次 2次(97%) 2次最低値 倍率
秦野 588 343 332 1.14
海老名 620 369 361 1.35
茅ヶ崎北陵 617 378 375 1.30

用語・表の見方の説明をもう一度。

1次というのは1次選考(募集定員の90%)のことで、内申+学力+面接によって合否を決定するものです。この3校は、内申:学力:面接比がいずれも3:5:2となります。上の表の数値は内申(300点満点)+学力(500点満点)のみを切り取って、800点満点で算出したものです。これで、自分の内申を考慮した上で、学力検査でどのくらい得点すればいいかの目安になります。

2次(97%)は2次募集(募集定員の10%)のことで、学力+面接によって合否を決定するものです。上の表は2次選考で合格したと見られる最低値、つまりボーダースレスレの学力検査の点数と、この点数がとれたら97%は合格しているという2次の中でも多少ゆとりをもったボーダーラインを示しています。

さて、ボーダーラインを比較すると、先ほどの合格者平均よりも、海老名・茅ヶ崎北陵と秦野の差が浮き彫りになっていきます。1次選考のボーダーでは、秦野が588点/800点に対して、海老名・茅ヶ崎北陵はどちらも620点前半です。

1次選考の800点満点の数値は少々わかりづらいので、例をあげてみます。

例えば内申点が115点の受検生がいたとします。3:5:2の基準ならば、この子の内申の持ち点は255点/300点となります。この子が3校の1次選考ボーダーに達するためには、秦野だと333点、海老名だと365点、茅ヶ崎北陵だと362点以上を学力検査で得点すれば合格ということになります。秦野と海老名・茅ヶ崎北陵との間で30点もの差があるのです。

2次選考を見ると、もっとその差が顕著になります。茅ヶ崎北陵の2次ボーダーは370点代。これは小田原や平塚江南の2次ボーダーとほとんど変わりません。変わらないどころか、特色検査がない茅ヶ崎北陵は、学力検査の数値が2次選考の全てとなるために、小田原や平塚江南の2次ボーダー最低値よりもはるかに上回っています(小田原が目指しているのは茅ヶ崎北陵モデルなのでしょうね)

海老名の2次ボーダーは茅ヶ崎北陵よりも約10点下の360点代。秦野はというと、それよりさらに20点下の340点代。合計7割を切った点数でも秦野に合格してしまいます。

合格者平均点ではそれほど差が大きくなかったこの3校が、ボーダーラインとなると差が大きく開いてしまう一番の要因は、やはり倍率にあるのでしょう。2017年度は、秦野の超穏やかな1.14倍という倍率に対して、海老名が1.35倍、茅ヶ崎北陵が1.30倍と、なかなかの高倍率でした。母集団の学力層が同じだったとしても、倍率が高いと下の方の点数の受検生は切られてしまう一方、倍率が低いと下の方まで残ってしまうのです。

大学進学実績比較

続いて出口の大学進学実績を比較しましょう。前回の厚木・小田原・平塚江南比較と同じように、各高校のウェブサイトで公表されている最新の進学実績をもとに、それぞれの大学への「現役合格」の人数を、卒業生数で割った割合を示しています。過年度生は含んでいません。

ソース:秦野海老名茅ヶ崎北陵

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国公立 早慶上智 MARCH
秦野 6% 4% 32%
海老名 3% 4% 55%
茅ヶ崎北陵 7% 14% 69%

厚木・小田原・平塚江南と2番手校3校との実績を比較すると、国公立・早慶上智の割合の差が歴然としていますね。1番手校と2番手校の一番の違いは、国公立や私立難関への進学の差であることを改めて感じます。

さて、3校を比較していきましょう。

秦野・海老名の国公立・私立難関はどっこいどっこいです。海老名は入試倍率が高いのですが、結局出口は秦野と同じレベルに落ち着いてしまっています。秦野の今年度のMARCHの結果は30%台としょっぱいことになっていますね。どうしたのでしょう。今度校長先生を問い詰めてきます。

この3校の出口で頭一つ抜き出ているのは、茅ヶ崎北陵です。国公立の数値はともかくとして、早慶上智・MARCHの割合は平塚江南や小田原のそれと同じレベルです。入り口の入試での学力層が海老名と同レベルだということを客観的に考えると、茅ヶ崎北陵の方が生徒を伸ばしているということになりますね。

まとめ

結果的に、もしもこの3校がいずれも通える範囲にあり、部活動その他を考慮しないとすると、茅ヶ崎北陵を選ぶのが一番「お得感」があります。一方海老名は最も「お得感」の薄い学校ということが言えるでしょう。秦野は、倍率がアレなので、入りやすいという意味では「お得感」があるのかもしれません。

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