9期生保護者様卒塾アンケートを紹介させて頂きます

2017年3月14日

3月11日の卒塾式の日にいただいた9期生保護者様の卒塾アンケートを整理しています。そのうちこのウェブサイトの「実績と声」のページにアップしたいと思いますが、だんだんと掲載させていただける量も増えてきたので、より見やすくなるように工夫していこうかと思っています。

昨年度もブログで保護者様の声を紹介させて頂きましたが、毎年この卒塾アンケートに対して、とてもビッシリと、「書ききれないから」と別紙を添えて書いていただくことも多く、とてもありがたい思いでいっぱいになります。せっかくいただいたものなので、このブログでも紹介させて頂きます。

今日は掲載のご承諾を頂いたK様の卒塾アンケートをそのまま紹介させて下さい。

普段、生徒の前では鬼のような私ですが、卒塾式の日は生徒の前で毎年泣いてしまいます。合格発表のときも、涙を見せることはありません。しかし、卒塾式以外で、塾生の前で涙をこらえきれない時が1度だけあります。それが、中3生4回目の進路面談のときです。

中3生の進路面談は、年3回〜4回。全員3回は必須で、4回目があるのは、第一志望校の公立高校に届くか届かないかの微妙なラインの生徒のみ。その4回目の面談で私が最も大切にしているのは、偏差値やデータではなく、本人や保護者様の気持ちや思い、そして自分自身のその生徒に対する率直な気持ちです。ギリギリのラインで受験校を決めるのです。どんな結果になっても後悔のない受験にするためには、数字とにらめっこするよりも、気持ちをぶつけ合うことが必要だと考えています。

今日紹介させていただくK様との4回目の三者面談は、不甲斐なく涙を見せてしまった思い出深い面談でした。この卒塾アンケートを読ませていただいて、その時のエピソードが脳裏に蘇り、また泣きそうになってしまいました。

9期生で一番、愚直なまでに自分にストイックに第一志望校を目指し、そして最後の最後でほんの少し届かずに志願変更することを決めた、塾生のエピソードです。

慧真館入塾の決め手となったことは何ですか

集団塾に入ることを漠然と想像し、塾を探していたところ、慧真館をホームページで知りました。
体験授業を受けたところ、子供が初回の授業で「ここに絶対通いたい」と強く希望したことが決め手となりました。

保護者様にとっての慧真館とはどのような塾でしたか

塾長の揺るがない強い指導理念、方針、先生方の指導、授業内容など、すべてに心から信頼を寄せられることができた塾でした。
子供の細かいところ(性格から勉強に対する癖)を見抜き、分析されアドバイスを頂きました。
親以上に子供を見抜く先生方の鋭い目に、教育のプロを感じました。

慧真館へのメッセージ、受験を終えてのご感想やエピソードなど

自宅からは電車を使っての通塾でした。中学1年の冬からお世話になり、中学3年になってからは授業回数が増え、その他自習なども含め、通塾するだけでも(遠いため)大変だったと思います。
しかし、娘からは一度たりとも大変だ、厳しいなどの言葉は耳にしませんでした。むしろ、塾が休みの日は、「毎日塾があったらいいのに…」と残念がっていた程です(先生たちを休ませてあげて…とよく話していました)。

中3最後の進路指導の時、第一志望校からの志願変更について話し合いました。

「第一志望校に届かなかったのは、自分が何か間違ったことをしてきたのかもしれないから、やって来たことが全部ダメだったのかもしれない・・・」と、普段気持ちを表に出すことが得意ではない娘が、先生の前で泣きました。私たち親にも、この件については涙を見せなかった娘を見た時、先生を信頼しているからこそ気持ちをすべて吐き出せたのだろうと、娘を支えてくださる先生方に心から感謝しました。

そして、泣く娘に、先生は、「やり方が間違ったヤツがここまでこれるか?間違ってなかったからここまでこれたんだ。絶対にお前は間違ってなんかない!」と強くおっしゃって下さいました。その言葉で、娘だけでなく、私たち親もとても勇気付けられました。その言葉を胸に、娘は胸を張って自信を持ち、最後まで受験に向かうことができました。

慧真館で経験できた、勉強に対する考え方、姿勢、方法、先生方から頂いた言葉の数々は、この先、どんな道に進もうと娘の中でずっと生きていくものだと思います。慧真館に出会えたご縁に感謝いたします。

岸本先生、湯山先生、本当にありがとうございました。