2泊3日の直前合宿でやったことを科目別に紹介しようと思う(英数理)。

2017年1月10日

2017年が明けてすでに10日経過してしまいましたが、皆様新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

12月23日の冬期講習が始まってから毎年恒例の1月三連休に行う冬期直前合宿まで、とにかく怒濤の毎日でした。今日から通常授業に戻り、ようやく少し落ち着いて、こうやってブログと向き合う心と時間の余裕ができました。

さて新年1発目のブログは、1月7日(土)〜9日(月)に実施した合宿のレポートです。ちなみに、うちの塾が毎年この時期に合宿を行うことに強いこだわりを持っています。その理由はこちら。

参照:夏期合宿と冬期合宿(旧楽天ブログより)

今から8年も前に書いたブログですが、合宿場所は変われど今もその気持ちは変わりません。

6年前からうちの塾の合宿は南足柄市にある「ペンションまつが」さんにお世話になっています。

南足柄市の矢倉岳の麓にあるペンションで、ごはんがめちゃくちゃおいしいことで有名です。自家製のアイスやジャムも市販されています。

まわりが山に囲まれていて、都会の喧噪とはかけ離れたとても静かで落ち着いた場所です。休み時間は外でバスケもできるしね。

勉強に疲れたら走り回ることもできるし。

ちなみに朝食がこのレベル。中学生が食べるにはもったいないほどの旨さ。

合宿中に取り組んだ内容科目別

合宿中に取り組んだ内容です。

英語

  • 冬期講習文法特訓まとめテスト
  • 2015年度・2014年度過去問を40分で

合宿中の英語は、過去問2本を立て続けに取り組みながら、とにかく時間配分の感覚を体で覚えてもらいました。問6終了までのタイムと、問9のラストの長文を開始するまでのタイムを一人ひとり測りながら、時間配分に問題がないかどうかをチェックしていきました。

英語を教えているというよりも、マラソンのコーチをしている感覚の方が近いです。神奈川県の英語は時間との勝負。時間配分をミスってしまうと、後半の配点が高い長文読解を全て解くことができず、大きな失点に繋がってしまいます。

これまで、文法特訓で文法と英作文の力を、全国入試や長文読解テキストで読解力を養ってきました。この合宿で時間配分を徹底的に身につけたので、これで英語は確実に点数がとれるようになります。

数学

数学は独自入試問題の空間図形・方程式を10題解きました。

これは去年からブログやツイッターや授業など、色んなところで何度も言っていることですが、新しい入試になってからの神奈川の数学は、独自入試の頃の数学にその傾向も難易度もかなり近づいてきています。2016年の確率なんて、2009年の小田原の独自と問題がほぼ一致しています。

この合宿を皮切りに、これから入試直前まで、独自入試問題を演習しながら数学の総復習を行っていく予定です。

理科

理科は全国入試化学祭りです。

毎年そうですが、冬期講習から直前まで、ほとんどの時間を化学と物理に費やします。理科は、多くの人が苦手としているこの2つの分野をどう克服していくかが鍵になります。生物は自分で勉強できるし、地学はポイントとパターンさえ掴めたらほとんどの問題が解けるようになります。

化学は難しそうに見えても、結局高校入試レベルだと問題はワンパターンなんですよね。全国入試の化学分野を全て解くことで、そのワンパターンっぷりがだんだん分かってくる。「またこれか。」「またこのパターンか。」と思うようになってきたら、もう化学は克服できたも同然です。

こうやって全国入試を解いていると、やはり神奈川県の理科の難しさが際立ちます。2016年は若干簡単になったとは言え、まだまだ全国の他の都道府県に比べたら解きにくい。それに対応するためには、全国入試レベルをやり込まないと、神奈川の理科で点数はとれません。

国語と社会とその続きはまた明日書きます。