特色検査の得点源は英語長文読解!特色長文と共通入試英語との違いはコレだ。

久しぶりのブログ更新です。10月中に特色検査に関するセミナーが2度あり、その準備などなどでなかなかブログに向き合う時間がとれませんでした。

1度目は10月9日の進学相談会での「小田原・厚木・平塚江南合格のための特色検査対策セミナー」。こちらには約100名の方にお越し頂いたようで、おかげさまで満席となりました。ご参加いただいた方、ありがとうございました。

2度目は、10月23日に実施された神奈川県私塾協同組合の研修で、同業者である塾の先生方20名程度を対象とした特色検査対策セミナーで講師をつとめさせていただきました。参加していただいた他塾の先生から「超マニアックだね(笑)」と、私にとって最大のお褒めの言葉を頂きました。えぇマニアックですとも。ありがとうございます。

2度のセミナーの中で、どちらでも強調してお話したのは、特色検査は文系勝負だということです。これはこのブログでも何度も何度も何度も何度も書いてきているので、ブログ読者の方はお分かり頂いているかとは思いますが、大切なことなので改めて言いましょう。

特色検査は文系勝負です。さらに、文系の中でも得点源となるのは英語長文読解問題。厳しい言い方をすると、英語長文読解で点数がとれない人は特色検査において非常に不利です。

そこで今日は、特色検査のような難易度の高い試験でも英語の長文読解を得点源とできるような勉強法について書いてみようと思います。

特色検査と共通入試の英語長文読解の違い

共通入試の英語にももちろん長文読解はあります。しかも昨年度はこの長文読解の難易度が上がり、それに伴って共通入試の英語の平均点が下がりました(参照:英語の最頻値が20点台!!平成28年度の公立入試5科目平均点から見る入試総括①)。以前までだったら、共通入試と特色であれば難易度が全然違うとしていましたが、H28年度の共通入試の難化により2つの試験の難易度の差は縮まってきました。しかしそれでもなお、まだ特色検査の英語長文の方が難しく感じるでしょう。

その理由は次の3つ。

  • とにかく注釈が多い。
  • 記述式での解答を求められる。
  • 教科横断型の場合、英語以外の知識が求められる。

特色英語で注意するべきはこの3つのみ。他は基本的に共通入試と同じ勉強法で十分何とかなります。では、それぞれの対策法を書いてみます。

注釈に頼らない語彙力は必須

特色の英語長文はとにかく注釈だらけです。本文と注釈をいちいち行き来しながら意味をチェックしていたら、本文を読み終えるだけでも非常に時間がかかってしまいます。ただでさえも時間的に厳しい特色では、この読み方は完全にアウトです。また、「先に注釈を見て、意味を本文中にすべて書き込んでおきましょう」という長文読解法があるようですが、特色ではそんな悠長なこともしている余裕はありません。

理想は、ほとんど注釈を見なくても長文が読める状態にしておくことです。私立中堅入試レベル(2000語くらい)の単語力がないと、注釈なしで読み進めることはできません。

早い話、語彙力がない状態でいくら長文読解の練習をしたところで全く意味がありません。兎にも角にもまずは英単語。特色検査校受験生は、私立中堅入試レベルまでの語彙力を付けておきましょう。それくらいの語彙力があると、長文を読み進めるスピードはまるで変わってきます。

和訳の訓練が記述式対策になる

柏陽・厚木・小田原・平塚江南の特色検査の英語長文読解には記述式の問題が多く登場します。記述式と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、長文読解の記述式のほとんどは、英文を日本文に直すことができれば解けてしまいます。

つまり、特色検査の長文読解を得点源とするためには、英文を日本文に素早く直す練習を多く取り入れると良いです。普段の長文読解でも、ただ文章を読んで問題に答えるのではなく、本文全文を口に出して和訳してみるとかなり力がつきます。

うちの塾の特色検査受験クラスでも、英語の文章をできるだけ自然な日本語で流れるように和訳する練習を多く取り入れています。ポイントは、「できるだけ自然な日本語で」「流れるように」です。語彙力・文章構造を正しく読み取る力・日本語に対する力が鍛えられます。

教科横断型は形だけ

3つ目の教科横断型は、慣れるしかありません。英語の問題に社会が出てきたり国語が出てきたりすると、最初のうちは戸惑うかもしれませんが、2〜3回くらい過去問を解けばすぐに慣れてくるはずです。

「教科横断型」という言葉がもて囃されていますが、教科横断型であることが特色検査の本質ではありません。ましてや、教科横断型であることが特色検査を難しくしているわけでもありません。いくら教科横断型であっても、英語の問題は英語の力があればきちんと正解することができます。大切なのは、教科横断型だからといって特別なことをするのではなく、各教科の力をきちんと身に付けておくことです。

前提として、長文読解の練習は文法・単語を固めてから

上記の勉強法の大前提は、最低限の英文法と共通入試レベルの単語力が備わっていることです。これが備わっていないうちに長文読解の勉強を始めないこと。英語の長文読解が読めないからと言って、ひたすら長文読解の練習をしても残念ながら英語長文は読めるようになりません。多くの受験生が毎年このような誤った勉強をしてしまいます。

高校入試において長文が読めない、うまく和訳ができないほとんどの原因は、文法力と語彙力不足です。長文といっても、結局は短い文章の集合体。一文の構造をきちんと捉えられる文法力があれば、それの集合体である長文だって理解できるはずです。

長文読解自体の勉強の仕方はまた稿を改めます。

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