学校成績がとれない人は、結局入試でも点数がとれない事実。

最近は中3生が2クラス体制になったことによる授業準備や教材作り、またセミナー準備等でなかなかブログを書く時間がとれません。ブログ読者の方からのメールの返信も溜まっています。時間がとれたらきちんとお返事しますので、もう少々お待ちください。

本来ならブログを書いている時間はなかったのですが、どうしても書いておかなければいけないことが出てきたので短めの記事を書きます。中学生の学校成績についてです。

まず私がどうのこうの言う前に、このブログ記事を2つとも読んでください。

これは東京都にあるキャラベルという塾の先生が書いた記事です。だいぶ前に書いた「プロの塾講師が選ぶ、マジで子どもに通わせたいおすすめ個人経営塾7選」でも紹介させていただいたように、おそらく全国の塾の中でも屈指の教務力を誇る個人塾だと思っています。

特に初めての通知表が散々たる結果だった中1生は、この2つの記事をよくよく読んでください。私が言いたいことは全部キャラベルの先生が代弁してくれています。ちなみに、キャラベルのように、通知表の「関心意欲態度」で3つ以上Bがある生徒を退塾ということにすると、うちの中1生の約半数が即退塾になってしまいますね。

学校成績がとれない生徒は入試でも点数がとれない

神奈川県の入試制度には2次選考といって、定員の10%は内申が一切加味されず、学力検査と面接だけ(+特色検査)で合否が決まる選考枠があります(参考:「オール1でも公立トップ校に合格する方法:2次選考を正しく理解してる?」)。この2次選考の制度がだいぶ周知されてきて、「内申が多少低くても実力があれば合格する」と、内申点を軽視する保護者や中学生が増えてきているようです。

確かに、2次選考枠を考えれば、内申がたとえオール1でも湘南だろうが厚木だろうが、点数さえ取ることができれば合格します。しかし、実際はそんなに低い内申点からトップ校にチャレンジする受験生はそう多くはありません。内申が加味されない2次選考枠で合格しているであろう受験生だって、ある程度の内申点はきちんと揃えてきています。オール1やオール2はおろか、オール3やオール4でもトップ校にチャレンジする人はほとんどいません。オール4程度の人のほとんどは、結局オール4程度の高校へ行きます。この辺だったら秦野や西湘あたりですね。

今の学校成績は、本当の実力を反映していないとよくいわれます。それに関しては私も概ね同意です。その科目の実力よりも、授業中の態度や提出物、普段の小テストや課題の様子の方が成績に反映されます。つまり、真面目でメタ認知能力が高い生徒ほど、学校成績には有利ということになります。

この真面目さと高いメタ認知能力は、受験勉強においても大変重要な要素です。真面目さに欠けていては、長い受験勉強は乗り越えられるはずがなく、結局実力も思うように伸びていきません。メタ認知能力については言わずもがなです。メタ認知能力が低い、つまり客観的な視点が持てないのに、冷静に弱点分析をして勉強計画に反映できるわけがありません。たとえ定期テストで良い点数を取っていたとしても、たとえその科目の知識に長けていたとしても、真面目さとメタ認知能力がなければ、適当な勉強しかできず、結果受験で失敗してしまうのです。

つまり、真面目さやメタ認知能力が欠けているせいで学校成績が悪い子は、結局受験勉強を乗り切る力もないということです。だから思うように実力も伸びず、結果的に学校成績相応の高校に進学していくのです。

もっと直接的な言い方をしましょう。学校成績くらい要領良くとれないのであれば、結局そこまでの実力しかないということです。学校成績が良くない生徒が入試で挽回しようなんて、ほとんど不可能に等しいのです。

成績はお金と一緒

中学生にとって、成績はお金と同じです。お金がありすぎて困ることはないように、成績もありすぎて困るということは決してありません。そしてそのお金と同じ成績を、中3生の12月までにどれだけ必死で稼ぐかどうかによって、その先の高校が変わってくるのです。

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