6期生のこと

2013年3月20日

grade6今日は2年生の初めての入試模試。生徒の解き方を見ていたら、時間配分も考えていないわ、解き方に戦略も何もないわ、見直しも不十分だわと、まあ散々だったワケですが、初めての経験なのでこんなものです。

つい最近まで5期生の華麗なる入試模試の解き方や戦術を見ていたので、どうしても粗が目立ってしまうのだが、思い返せば5期生だって最初の頃の入試模試は散々だった。でも、1年間の厳しい受験勉強期間の中で、受験生はビックリするくらい成長する。模試の解き方一つとったって、綿密に時間配分を考えるようになるし、戦略的に問題を解くようになるし、読解での線を引く箇所や数学での補助線の入れる箇所なども的確になってくるし、本当に1年で見違える程変わる。

保護者面談をしていると、「ウチの子が1年間でちゃんとできるようになるとは思わない」と仰る保護者の方が多いのだけれど、心配しなくても子どもはちゃんと成長します。つい最近までやっていたWBCでも、試合を重ねていくにつれ選手が成長していったように、オリンピックで一試合ごとに仕上がっていく選手がいるように、きちんとした指導法のもとで勉強をすると、1つ1つの経験を通して子どもはちゃんと成長する。

現中2生は慧真館6期生。最近卒塾した5期生とはうってかわって、休み時間となるとワイワイガヤガヤ随分と賑やかな学年だ。その一方で、秘めた能力の高さも今までのどの学年よりもずば抜けている。

さて、これから6期生をどう引き上げていこうか。現段階で散々な模試の解き方をしている6期生たちが、1年後どんな姿に成長しているだろうか。考えただけでも、ちょっとわくわくする。