親に頼んで塾に来させてもらっているヤツは、絶対に勉強から逃げるな。

2012年7月19日

23日から始まる夏期講習の受験生日誌が完成。表紙には受験生に喝を入れるための言葉やメッセージをいろいろと載せてみたんだけれど、その中の一つがコレ。

親に頼んで塾に来させてもらっているヤツが、勉強から逃げるな。甘えるな。親はオマエの塾代を稼ぐために、逃げもせずに、甘えもせずに、毎日毎日働いてんだ。

まだまだ受験生としての自覚もハッキリうちに、夏期講習でたくさん勉強しなければいけない夏休み、受験生の心理によくありがちなのは、「こんなに大変なのに、なんで受験勉強しないといけないの?」「別に受かるところでいいんじゃないの?」という疑問。それに対する私の率直な答えは、「親に頼んで塾に来させてもらっているヤツが途中で逃げるのは最悪で、そういう質問をすること自体、勉強しなくていい言い訳を探しているに過ぎない」ということです。

教育ママ(←死語)から本人の意志とは無関係に無理やり塾に行かされている受験生は別ね。でも、少なくとも自分の意志で塾に行き始めた学生が、やっぱり苦しくなったからと途中で逃げようとするのは、非常に卑怯でワガママ極まりないと思うのです。

決して安くもないキミの夏期講習代を工面するために、君のママは時給800円やそこらで汗水たらして働いてんだ。自分の買いたい洋服も我慢して、時代遅れの洋服を着ながらでも文句一つ言わずキミを塾に通わせてんだ。そんな立場にありながら、「勉強しなくていい理由」をぶつぶつと探している人は許されない。と、ワタクシは思っておるのです。

頼まれてもいないのに自分で勝手に高いレベルの学校を志望し、塾に行かせてと親に頼み、高い塾代を工面してもらっている人は、頑張りますとか限界とかどうでもいいので、とりあえず勉強しましょう。「志望校のレベルを落とせば今の苦労から開放されるかも・・・」なんて勝手気ままなことを考えないで、とにかく今志望している学校に受かることだけを考えて勉強しましょう。